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べり村の母親たちの日常変化

きょうはジョドナッドプール村の運河近くに住むベリ村の母親たちを対象として、JBCEAが主催し実施したSMP(学校給食)ワークショップで、母親たちが衛生について学び、行動が変化したことを話したいと思います。

ワークショップを受ける前:

ベリ村で最初にワークショップを開いた時、主題に「衛生」を選びました。先ず参加した母親たちに、毎回食事の前に石鹸で手を洗っているか、トイレ後に石鹸で手を洗っているか、歯磨きをきちんとしているか、サンダルを履いているかなど、簡単な質問から始めました。「やっているけど必ずではない」など発言がありましたが、一方で話すのをためらう感じがしたので、質問を変えて「もし学校給食プログラムのなかで衛生のことを取り上げたら、参加しますか」と尋ねると、全員が衛生についてもっと知識を得て学びたいと答えたのです。参加意欲がとても高いので、定期的に開催することにしました。

ワークショップを受けた後:

数回続けていくうちに改善がみられ、ワークショップをとおして生活スタイルも少しずつ変わり始めました。手洗い方法を含めいろいろな視点から直接衛生について学ぶうちに、新たな習慣を確実に習得し、実際の生活に活かし改善しています。 

私は何人かの母親たちが率先して意欲的に生活を変えていこうとすることで、グループの人々に変化を及ぼしていることを嬉しく思っています。

2022/12/15
JBCEAバングラデシュ 副カントリーディレクター
シャヒナ・カートゥン

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