バングラデシュの文化
音楽:
バングラデシュの伝統音楽はインド亜大陸(*インド半島とも呼ばれ西側のパキスタンやアフガニスタン、東のネパール、バングラデシュ、ブータンなど周辺諸国を含む)の特徴を共有していて、古典、民族、現代と3つのカテゴリーに分けられます。古典音楽は歌・楽器とも亜大陸の辺境地に根付いたものです。
民族舞踊:
伝統舞踊は亜大陸の形が主流で、民族舞踊には部族や中東の特徴も見られます。部族の踊りではマニプリ族やサンタル族(*バングラデシュ東北地方に住む民族)の踊りが特に人気あり、村の少女たちはあまり制約されない自由な踊りをいつも楽しみます。JariやShariと呼ばれるバングラデシュの歌も先住民から引き継がれもので、今でも男女の踊りと一緒に披露されます。
民族劇:
ジャトラはバングラデシュ文化のもう一つの大事なもので、恋や悲劇など神話の話を表現します。村では英雄伝説の物語も人気で、最近までジャトラは村で最大の娯楽でした。
2022/10/31
JBCEAバングラデシュ 副カントリーディレクター
シャヒナ・カートゥン