見出し画像

第1回 江戸っ子に人気の花の名は・・

江戸のまちでは、子どもから大人まで、武士から町人まで、さまざまな人が草花を育て愛でる趣味を持っていました。時には特定の花が人気を集め、大ブームに発展することも。そんな江戸園芸文化の一端をイラストと手書き解説でご紹介します。

(画像タップで拡大できます)

江戸時代を通して流行した花には、椿・菊・牡丹などがありました。
朝顔のブームは2回訪れており、いずれも江戸時代後期、庶民の生活も安定して文化が成熟した頃のことです。幕末には、約1200系統もの朝顔が生まれたとも言われています。
さまざまな色や形の朝顔が、さまざまな人の家の軒先を照らしていたであろう江戸の朝。そんな朝の風景に居合わせてみたかったな、と思うのでした。



【参考文献】
監修・竹内誠『ビジュアル・ワイド江戸時代館第2版』小学館
監修・河合敦『図解 江戸の遊び事典』学習研究社
石川英輔『江戸っ子は虫歯知らず?<江戸文化絵解き帳>』講談社


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?