2021/07/07 より自由な世界を創る仕事
僕には2つの仕事がある。
一つは「仕事を無くす仕事」。
誰かが使って便利になったり、仕事そのものをシステムに置き換えたり、やらなくてもいいことをやらなくして自由を創る仕事。
もう一つは「仕事を創る仕事」。
技術や仕組みによって新しいことができるようになる、そしてそこから価値が生まれ、その価値を創るための仕事を創る。
単に人を採用する、という話ではなく、新しい世界が見えるようになるからこそ色んな人がそこに関わってくるような仕事。
嫌な仕事をしなくてもいいようになる自由
好きなことを仕事にできるようになる自由
僕は仕事を何かのタスクをこなすような「消化」するものではなくて、誰かをより「自由」にするためのものだと思っている。
若い頃はなんでも仕事は「早くたくさん」できた方が偉いと思っていた。売り上げなどわかりやすい指標がついて回るとさらにそれが加速する。
でも自分のした仕事が「誰を自由にしているのだろう?」ということを考え始めてから、急に世界の見え方が変わった気がした。
仕事の押し売りではなく誰かの成長や成功を、そしてどんな自由がもたらされるのかを意識するようになった。
本当に正直にお話しすると、その意識が切り替わったタイミングですごく悩んだ。自分のやっていることを疑問に思っても内容を変えるだけの権限はなく、物事をシンプルではなく複雑に考えることでスピードが落ちた。
「早くたくさん」やっている周りにどんどんと追い抜かれていく。
もう思考停止して今やっていることをやり続けた方がいいのではないかと思ったりもした。
でも日々の判断を少しずつ「誰かの自由」に向けて歩き続けたある日、僕は自分でその自由の幅を決められるようになっていた。
誰かの自由を意識した先は、自分自身の自由が巡ってくる世界な気がしている。
仕事の感覚、常にアップデートしていくの大事だなぁ。
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