ネームトス
今日は、久しぶりにPAをクラスで行いました。
行ったアクティビティは「ネームトス」です。
10〜15人でサークルを作り、名前を呼びながらふわふわボールをパスしていきます。
ボールを落としてしまうと最初の人からになってしまいます。
休み時間に、何人かの子どもたちとはやったことがありましたが、みんなでやったことがなかったのでやってみました。
子どもたちを3グループに分け、行いました。
最初はなかなかうまくいかず、ミスをした子に強く当たってしまう子がちらほらと見られたので、一度、場を止めて大切にしていくことを話しました。
PAで大切なフルバリューコントラクトの話から始め、参加する、一生懸命やる、安全にする(心も体も)、公正・公平に、楽しむという話をし、今のみんなに足りてないのはどれかなと話をしました。
そして、再開しました。
それでも1つのグループで、サークルに入るのが嫌になり怒ってしまっている子がいました。
その子たちを集め、今のみんなの気持ちを1人ずつ話してもらいました。
もちろん、楽しいと思っている子はあまりいませんでした。
そして、そうなってしまっている理由は?と聞くと、
ネームトスをしていて、ミスが起きる度に強くあたる子がいて、その子があまりにも言うことで入れなくなってしまった子がいた。
とということがわかりました。
強く言っていた子も自覚がありました。
話をしているうちに時間になったのでそこで終わりました。
他のグループは、グループごとにふりかえりをし、今の感情を共有しました。
そのあと、みんなでふりかえりをしました。
・誰かがミスをしたときに、そのグループのメンバーがどんなことを言うかによって雰囲気が変わる。
・ミスした時に強く言う人がいると、それだけでグループのみんなが嫌な思いになってしまう。
・最初はうまくできなかったけど、ボールを確実にパスできるようにするために、下から投げるという工夫をするとうまくできた楽しかった。
・成功したらとても楽しかった!
などの意見を何人かの子が発表してくれました。
1人でも雰囲気を壊してしまう人がいると、その場にいるみんなが嫌な思いになってしまう。ということに気づくことができたんじゃないかと思います。
体験を通して、自分たちの考えをみんなで言い合うことでみんなで学ぶことができた良い時間になったなと思います。
また、違うアクティビティにも取り組みながらやっていきたいなと思います。