ジャズの世界でバンド結成した話
※こちらの記事はPodcastの書き起こしです。音声で楽しみたい方はこちらからお聴きください。
大智:今回は、ボーカルのHonamiとサックスの市川海容を迎えてお送りします。
ふたりは僕の音楽制作を協力してもらったり、バンド活動を一緒にしている音楽仲間です。
今日はライブや今度出すアルバムの話を一緒にしたいと思ってます。
大智:HonamiはRelaxin’ってバンドをやっていて、どんな風に思ってる?
Honami:私は最初、ソロのジャズボーカリストっていう形から始めたから、今までバンドっていうものを組んだことがなくて、人生初のバンドなんですよ。
だから、ちょっと遅い青春みたいな感じを味わいつつ、楽しくやらせてもらってます。
ジャズの世界って、その日バラバラに集まって、バラバラに解散みたいなことが多くて。
だけど、バンドっていうものを結成すると、同じ釜の飯を食う仲間みたいな、そういう経験ができて本当に楽しいですね。
大智:その感覚すごくわかる。俺もジャズだけやってた時期があって、その日会ってライブやって、お疲れ様でしたって解散する。
そういうのが一般的で、そこに違和感あって…
そのとき海容と話をして、Soulvilleっていうバンドを作って一緒にやってたんだよね。
あのとき、もう7,8年前くらい前かな…
今は割といろいろグループができてきてるけど、
当時はジャズ界隈で、バンドっていう概念なかったよね。「だからダメなんだ」とか言いつつ、作ったのを覚えてる(笑)
サックス、ギター、ベース、ドラム4人で、普通にジャズの曲を演奏するんだけど、
決まったメンバーで、レパートリーやアレンジも決めて活動をしてた。
大智:そうやっていろんな活動していく中でHonamiと会って、Relaxin’っていうバンドを一緒にやるようになった。Relaxin’の特徴は、ギターとピアノ両方演奏する都丸翔、彼のアレンジかな。
Honami:そうだね。聴いたらすぐにこれは彼のアレンジだなってわかるくらい。
大智:Relaxin’は基本的にはカバーをやってるんだけど、「あれもしかしたらこれ原曲よりいいんじゃないか」っていうアレンジが結構あって…どう思う?
Honami:コメントしづらいけど…(笑)
でも原曲の世界観がどんどん膨らんでいくっていうか、全然違う世界に連れていってくれるっていう意味では、原曲を超えちゃってるっていうか…インパクトがとても強いですよね。
だからよく歌えるねって言われます。
大智:歌うの難しいよね。コードが全然違う。
でも彼が言うには「メロディーは変わってないから歌えるでしょ」って…(笑)
Honami:そうなんですよ。
元の音楽の歌のメロディーはそのまんまなんですけど、外側に肉付けされてるバンドの音の進行の部分っていうのは、大幅に変わってるんですよね。その両立ができてるっていうのが面白いところだよね。
大智:俺が都丸翔のことをすごいなって思ったのが、Honamiの歌や、フロントの人聴かせるのが上手い。
インストの演奏もやるんだけど、海容が吹いてるときの伴奏もやっぱりすごい上手いなって、録音聞き直してたりしてもやっぱりそう思う。
海容:都丸の伴奏って、間を取ったり、相の手を入れたり、リズムを出したりとか、いろんな要素がある。バンド全体のバランスを見て、それを組み立てられてるっていうのが大きいと思う。
大智:今ここにいない人の話題で結構盛り上がったんだけど、そんな彼のアレンジどうしても聴いてもらいたいなって普段から思ってて。
11月1日のライブはRelaxin’と海容も参加で、
ほとんどの曲が、都丸翔のアレンジでお送りするので、ぜひ聴いてもらいたいなと思います。
お待ちしてます!
次回もボーカルほなみとサックス市川海容2人ゲストに迎えてお送りします。
《ライブ情報》
JazzやHiphopなど僕が慣れ親しんできたブラックミュージックのイベントを開催します!
このイベントのチケット売上は、ショートフィルムとサウンドトラックアルバムの制作費にしたいと思っております。
最高なステージにするとともに、今後もよい作品をお届けしたいと思ってますので、是非イベントにお越しください。
Daichi Hashizume Special
"JAZZLETTER" Supported by Relaxin'
2024.11.1(金)
Open 19:00 / Live start 20:30
Adv ¥3,500 / Door ¥4,000
GRAPEFRUIT MOON
〒154-0004
東京都世田谷区太子堂2-8-12 佐々木ビルB1
詳細•前売りチケットはこちらから↓