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016 夕暮れの島 目覚めるコウモリ

「ヤエヤマオオコウモリ」は八重山諸島に生息する日本最大級のコウモリ。
日没近くなると、好物のオオバイヌビワやフクギ、アコウの実などを求めて活動を始める。羽を広げた60cmの姿で上空を舞われると、地に作られる大きな影にドキッとする。鳥とは違うコウモリとしての存在を感じる。

草食性のため「フルーツバット」とも呼ばれている。
(※掲載画像はすべてリゾナーレ小浜島施設内で撮影しています)

リゾナーレ小浜島の敷地内(東京ドーム約36個分)では、八重山諸島特有の多様な生物の姿を見ることができる。夕焼けを堪能した後に、暮れゆく景色の中に「ヤエヤマオオコウモリ」が枝に数匹ぶら下がっていた。

お目覚めなのか 身繕いしている

陽射しの名残ある時間帯で見る姿は可愛らしく見える。洞窟ではなく枝で過ごし、超音波は出さず目で位置を確認しながら移動するコウモリなので夕方から夜になるまでの間に活動が活発になる。夜には「キィキィ」と鳴く声が聞こえてくる。

夕暮れ時に遭遇 目視で飛ぶヤエヤマオオコウモリの表情は愛らしい

夕暮れ時は他の動物たちの鳴き声も重なり、小浜島の生き物たちの一日の終わりを感じることができる時間帯だ。

最後までお読みいただきありがとうございます。
リゾナーレ小浜島施設内に生息するヤエヤマオオコウモリを紹介しました。
まだまだ可愛らしい姿の鳥、希少種な生き物も紹介していきたいと思います。

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