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マイベースのご紹介

12月になりました、もういくつか寝れば新年です。
今年も1年あまりライブは出来ず(というか野外でやった数回だけじゃないかな)、世界的な流れには逆らえませんね。仕方なし。

せっかく揃えている機材達も埃をかぶっております…ということで、せめてお顔だけでも皆さんに見て頂こうと思い、今日は僕の現在使用しているベースと機材の紹介をしたいと思います。
パーカッションに関しては正直モデルとかよく分からないものも多いので、今回はベース編でございます。

ProvisionGuitar / PRO-series VJB

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過去の記事「"Provisionベースとの出会い"」でガッツリ取り上げております、僕の相棒でございます。
自分のテーマカラーである所の赤、しかもマッチングヘッド。
音の話をすると、まずその密度とバランス、まとまりに驚かされます。
自分の発音したい音が、その音像のまま前に飛んでいくイメージといいましょうか。ぼやけることなく、しかし色付けされた艶を出すでもなく、歯切れよく発声される度に「良い音や…」と感動してしまいます。

まあ、詳しくは過去記事参照です!
さて次~♪

Godin GUITARS / A4 Ultra Fretless

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ギターではプロアマ問わず使用者の多いGodin、そのベースでございます。
購入に至った経緯を簡単にご紹介しますと、ジャズ弾きのエレキベース弾きは常に「エレキベースはジャズじゃない」という風評被害にあっています。
多分に漏れず、「ロックンロールでも弾くのかい?」とジャズセッションで偉そうなクソジジイから言われた経験を持つ私としても、ウッドベースのサウンドを目指していた時期がありました。

このGodinを購入する前には、Ibanezのアコースティックベース(↓こういうの)にフラット弦を張って演奏していましたが、やはりネックがどうしても負けてしまい良いコンディションを維持できないでいました。

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Ibanezのアコベはフレッテッドでしたので、ウッドのフィーリングに更に近付こうと一念発起して手に入れたのがGodinのフレットレスでした。

特徴まみれで紹介するのが大変なのですが、まず音は本当に良いです。
マグネットとピエゾのバランス、そしてEQでしっかりと音作りを追い込めばウッドのサウンドそのものを手に入れられます。
ホロウボディ特有のハウリングも起きにくい構造ですし(僕は起きたことがない)、エレキベースのフィーリングで演奏が出来る優れた子です。

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(見た目もいいよね)

問題があるとすれば、フレットラインが無いことです。
これは僕も甘く見ていました。正直いけるだろと思っていたのですが、ハイポジションになればなるほどシビアになるピッチコントロール…これもウッドのフィーリングを再現しているのね…甘く見ていた。
そんなこんなであまり弾かなくなってしまった1本なのですが、今手元にあるベースで1番古いのはこの子だったりします。
良い音ゆえに手放せない、いつかバチバチに弾ける日を夢見て、今日もGodinは待機するのであった。

Bacchus / BJB-1-RSM

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今年の初め頃に購入したニューベースです。
昨今話題のローステッドメイプルのネックを使用したBacchusの新商品で、いわゆる入門用クラスのベースです。この子10本でもProvision買えません、それくらい安い子です。

購入したきっかけはとにかくその見た目でした。
乳白色のボディに白いピックガード、そしてローストされて良い感じの色に仕上がったネックというのは見た目100点でした。
そして2万円ほどで購入出来る安さ、リビングに置いておいてふとした時に手に取るベースとして、これほど丁度良いものはありませんでした。
だってリビングなんて、日光ガンガン、汚れもガンガン、気温・湿度変化もガンガンなところに大事なベースを置けませんもの。

とはいえ、演奏現場でも活躍してくれていますよ。
ノイズも少なく、ピッチも悪くなく、こっそり21フレットあり、トーンの効きも良いので非常に使いやすいです。
ピックアップ変えたり電装系強くしてパワフルさを増したら、わりといい線いくんじゃないかと思っています。
屋外での演奏は音作りを追い込めないことも多く、環境も厳しい場面が多いので、サブ機としてしっかり弾けて、なおかつ見た目がいいこの子はとても気に入っています。
やっぱり楽器は見た目が1番大事ですよ、モチベーション上がりますもん。

FenderJapan / JB62 (魔改造)

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(アップで撮ってる写真が無かったですが、右側です)
機材収集が趣味の知人に「使っていない4弦フレットレスがあれば貸してほしい」と冗談半分で言ったら出てきた、化け物みたいなベースです。

素体になっているのはおなじみFenderJapanのJB62です、誰からも愛されるいい子です。
その子をピックアップをバルトリーニに載せ替え、ブリッジからペグから交換し、電装系もやり替え、フレットも抜かれフラット弦を張られ…替えれるところは全部変えたと言っても過言でないようです。
クラスみんなに愛されてた、なんなら僕も横目で見ていた素直なあの子が、悪い大人の手によって滅茶苦茶にされた、そんな子です。

パッシブではあるのですが、ピックアップがバルトリーニということもあり、めちゃくちゃ音がデカくて太く(特に低音域)、そこにきてフラット弦ということも相まってウッドフィールがとても強い1本です。
更にこちらにはフレットラインが入っているので、演奏性はGodinより高い為、最近はGodinではなくこちらを使用する機会が多くなっています。

指板がコーティングされていないのでフラットワウンドを張っていますが、個人的にはラウンド弦を張りたいのであと数年借りパクしたら勝手にコーティングしてやろうと思っています。

以上が僕の手元にあるベースでございます。
改めて見るとジャンルの偏ったベースたちでありますが、それぞれにエピソードがあり、今後ともいろんな場面で使用していきますので、見かけたら弾いてやってください。

今度はアンプとか機材編やりたいなぁ。

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