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シンガポールで盛大な子どもの誕生日会!相場と大変さはどのくらい?

2016年夏、子どものお誕生日会を結構盛大にやりました。もう、結構前ですね。


当時シンガポールに住んでいたのですが、シンガポールでは子どものお誕生日会を盛大に開催する文化があります。
小さな小さな国土、そして一年を通して変わらない気候、シンガポールでは様々な知恵で、毎日を楽しく過ごす工夫がされています。そのひとつが子どものお誕生日会です。

シンガポール国内あちこちに点在する大きなショッピングセンターはもちろん、アミューズメント施設、森の中など、あらゆるところにお誕生日会など大きめのパーティーができる施設が併設されています。

1ヶ月、子どものお誕生日会に向けて夫婦で結構大掛かりに準備しました。きっと、夫婦でシンガポールに住んでいればもう少し楽だったかもしれませんが、当時は私が子連れでシンガポールに単身赴任していたので、そう簡単には行きませんでした。

ですが、結果としては「本当にやってよかった!」というものでした。
主役の息子、駆けつけてくれた子ども達や付き添いのお母さんやお父さんも、お腹いっぱい、おしゃべりいっぱいで楽しんで帰ってくれました。

さて、子どもの誕生日会をやったと伝えるとよく聞かれた質問。

備忘録も兼ねてここに残しておこうと思います。

■基本情報
開催会場:KaboodleKids(EastCoastにあります)
時間:日曜日の昼から2時間(準備時間含めて4時間)
含まれるパッケージ:招待状、子ども20人分の食事ケータリング、食器、帰る時のGoodyBagといわれるおもちゃの詰め合わせ、飾り付けや食事のお手伝い、子どもと一緒に遊びつつ安全管理、写真撮影

■かかったお金 (全てシンガポールドル)
①会場費:S$1,200
②お返しのプレゼント:S$20×20人=S$400
③20人のクラスメートの付き添いで来たご両親や兄弟へのケータリング(ピザLarge8枚・ポテト・チキンナゲットなど):S$300
④会場に置くおもちゃ(おりがみ、けんだま、黒ひげ危機一髪など):S$50
⑤会場デコレーションヘリウムガス入りアルミバルーン:S$50

■上記へのコメント
・会場:KaboodleKidsの会場スタッフがとにかく素晴らしい!本当にみんな若いのにプロで、私だけじゃなく他のパパママもびっくりしちゃうくらい、素晴らしい働きで子ども達を楽しませてくれました。
・お返しのプレゼント:相場からすると若干高めだったかもしれません。大体みんなS$7〜15位らしい
・ケータリング:ピザLサイズ8枚はどう考えても多かった!w 4枚で十分だったかな。お父さん・お母さんに「お腹を空かせてきてね」とは言っていたものの、みんな結構食べてから来ます。

他にも日曜日には基本働かない契約になっているメイドさんに手伝っていただいたのでちょっといつもより上乗せで働いてもらったり、準備や当日に利用したタクシー代など、もっろもろ含めてぜーんぶで日本円で大体20万円くらいでした。

た…高い!

途中から、本当にこれでよかったのだろうか、と思うくらい、バンバンお金が飛んでいきましたw 


毎年20万円かけてお誕生日会をやるかどうかはまだまだ未知数ですが、とにかく「やってよかった」と思います。

GIISシンガポールのお友達が次々に来てくれて、おめでとう!と言ってくれ、普段お話しできないお母さんやお父さんたちとも、「最近どう?」「楽しくやってる?」「腕の骨折大丈夫?(当時学校で転んで腕を骨折。ギプスをしていました)」「シンガポールで困ってることなどない?」等と、たくさんコミュニケーションをとることができました。

そして何より子どもにとって大事なお友達と、子どもが仲良く遊んでいるところをこんなに間近で見られる。いつもと少し違う息子…意外にリーダーシップを持っていたり、女の子に優しかったり…そんな姿を見られて母は感動しっぱなしでした。

子どもにとっても、きっと忘れがたい思い出のひとつとして心に残ってくれたと思います。

また、私たち夫婦にとっても、良い経験に。
まさにお互いの得意分野を生かした連携プレーの連続でした。お互い忙しいのを理解し、お互いにカバーしあいながらここまでこぎつけました。

母の単身赴任という関係上、普段学校への送り迎えはメイドさんが。保護者会などのイベントもいつも母だけの参加、という我が家。
ここぞとばかりに夫は「この子の父です!」といろんなお父さんお母さんに声をかけて回っていて、インド人学校のみんなにも、ちゃーんと顔を売り込めたはずですw

くたくたに疲れて、家に帰ってそのあと私だけ疲れて体調が悪くなりそのまま2時間夕寝。

起きたらすっきりしていて、そのまま皆で自宅映画鑑賞。

その夜、翌日から仕事の夫が帰国(すごいなー当時は若かったなぁw)。
そして、エキサイトしてなかなか寝付けなかった子どもも就寝。

シャワーを浴び終わって一人化粧水を顔にパシャパシャとやっていたら、なんだか急に泣きたい気分になってきました…なぜでしょう。
終わったー!そして大成功!という安心感

みんなが「おめでとう」って駆けつけてくれたことへの感謝

そしてもう終わっちゃったんだ…という宴の後のような少しの寂しさ

いろんなものが入りまじって、なんか泣けてしまったのでしょうね!

シンガポール人の友人に聞くと、兄弟が多い家庭なんかは特にやっぱり大変だから1年おきにやったりする家庭もあるとか。

ですが、幼稚園時代の超セレブな友人は、4人のお子さんのお誕生日会を、お屋敷のような一軒家で毎年4回開催していました(!) 
ビンゴで豪華景品が当たったり、ホテルの一流シェフを何人も呼んで「寿司コーナー」「マレー料理コーナー」…など食事も徹底してこだわっていました。恐るべし、アジアンセレブ…。



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