検討すべきJavaエディション【ブラウザベースのショッピングサイト】

Q.ブラウザベースのショッピングサイト・アプリケーションを開発するときに検討すべきJavaのエディションは何でしょうか。

・・・答えは、JavaSEとJavaEEなのですが
その理由を調べましたので、書き留めます。

Java SEだけでは足りない

JavaSEが必須なのは認識事項だとして、
EEが必要な理由とは何でしょうか？

ウェブサーバーとの連携: ブラウザベースのアプリケーションでは、ウェブサーバーとのやり取りが必要です。JavaSEには、ウェブサーバーとの通信に必要な機能やAPIが備わっていないため、ウェブリクエストの処理やデータの送受信、セッション管理などを自分で実装する必要があります。

ユーザーインターフェースの作成: ブラウザベースのアプリケーションでは、ユーザーインターフェース（UI）の作成が重要です。JavaSEには、GUIコンポーネントやブラウザ上で動作するUIを作成するためのAPIが限定的です。一方、JavaFXやWebフレームワーク（例: Spring MVC、JavaServer Faces）を使用することで、より豊富なUI機能を利用できます。

セキュリティ: ショッピングサイトやアプリケーションでは、セキュリティが非常に重要です。JavaSEは基本的なセキュリティ機能を提供していますが、ブラウザベースのアプリケーションでは、データの暗号化、ユーザー認証、セッション管理などの高度なセキュリティ機能が必要です。このような機能を提供するために、追加のライブラリやフレームワーク（例: Spring Security）を使用することが推奨されます。

これらの理由から、JavaSE単体ではブラウザベースのショッピングサイトやアプリケーションの開発には限界があります。
より高度なウェブ開発機能を備えたJavaEEや関連するフレームワークを検討することで、効率的かつセキュアなアプリケーションを開発することができます。