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繰り返し「for文」

前回は基本構造の1つの「繰り返し」である
while文について学びました。
今回は、for文についてです。

for文とは

while文はある条件を満たす間、ずっと処理を繰り返す文でした。
対して、for文は繰り返しの数が決まっているときや、
配列の各要素に対して何かをしたりするときに相性が良い書き方、との事。

ソースコードの書き方


for ( 式1;条件式;式2){
 【処理】


式を3つ書いて、ブロック({ })の中に
繰り返したい処理を書きます。

流れのイメージ

まず最初に、for文に入る時
式1を実行します。
で、これがtrueだったら
繰り返しの処理【処理】に入ります。
で、繰り返しの処理が終わったら
式2を実行します。
実行後、再び条件式を見て
trueならこの【処理】を実行して
式2を実行します。
で、また条件式を見る…とループします。
最後に、この条件式がfalseになると、for文の下に抜けます。

( ^ω^)・・・よく分かりません。

抜粋サンプルプログラムで確認

① for ( int i = 0 ;  i < 3 ; i ++ ) {
② System.out.println ( "i = " + i ); 
③ }

①について
式1  ➡ int i = 0
条件式 ➡ i < 3
式2  ➡ i ++
このように分解すると分かりやすいかもです。

1回目の処理

int i = 0 で、i < 3であるので、true。
System.out.println ( " i = " + i )が実行され、i = 0 が表示されます。
次に i ++に進むので、i = 1 になります。

2回目の処理

流れは1回目と同じです。
int i = 1 で、i < 3であるので、true。
System.out.println ( " i = " + i )が実行され、i = 1 が表示されます。
次に i ++に進むので、i = 2 になります。

3回目の処理

これも流れは同じ。
int i = 2 で、i < 3であるので、true。
System.out.println ( " i = " + i )が実行され、i = 2 が表示されます。
次に i ++に進むので、i = 3 になります。

4回目の処理

ついに int  i = 3で、i < 3 でなくなりましたので、false。
System.out.println ( " i = " + i )は実行されず、出力表示なしです。
for文の繰り返し処理から抜けます。

画面表示はどうなる?

改めて確認ですが、
このソースコードで出力される画面表示は
i = 0
i = 1
i = 2

となります。

for文の基本

つまり、これはどういうことをするものなのか。

for ( 【式1(int i = 0)】;【条件式(i < 3)】;【式2(i++)】){
 【処理】


【式1】について、i は処理が何回目か数えるのに使われるので
カウンタ変数と呼びます。
【式1】は、カウンタ変数を準備する役割です。

【式2】について、ここでは
カウンタ変数をインクリメント(++)する事が多いです。

このケースが一般的との事でした。

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