M-1グランプリ2020ファイナリスト達と私の接点

今年も漫才頂上決戦がやって参ります。

決勝進出メンバーが決定した事により一段とその訪れを実感し、辛い仕事も頑張れるぞ〜と生きる糧になる人続出だろうなという次第であります。

そんな決勝進出メンバーの皆さんと私は、一体どんな関わりがあるのか?
特に仕事もなくソフトスケジュールな毎日ですので、文字アレルギーの人を全力で殺しにかかりたいと思います。


・アキナ

過去にM-1決勝進出経験もある実力派コンビが返り咲きました。キングオブコントでも決勝進出をしているオールラウンダー。元々はソーセージというトリオでした。
山名さんはNSCで同期であり、在学中から現・アインシュタイン河井ゆずると河井山名(やじろべえという名前でもあった)というコンビを組んでいました。もはや古い記憶なので、同じクラスだったかもネタを見たかも、向こうが認知しているかも分かりません。
秋山さんは、僕が2006年頃に麒麟さんと千鳥さんがMCの大阪ローカルの番組に出演したときにご一緒しました。
その時は、金時というコンビでした。相方の三輪さんは今なにわプラッチックというコンビを組んで、松竹にいます。
収録会場だったbaseよしもとの楽屋にて、優しく話しかけて下さったのは覚えています。当時、ガンギマリオラオラ系だった芸人さんが多くを占めていた中で、金時さんは珍しく温和であり、一輪の花のような存在でありました。
まぁ後にして思えば、勿論皆様優しかったのですが。ノブさんは私のようなものをご飯に誘って頂いたりしました。
大阪時代も私がハイパーコミュ障で無ければ、もっと楽しめたかもしれないし、その場に留まっていたのかもしれません。


・マヂカルラブリー

M-1、キングオブコント、R-1の三大会で決勝進出、さらにR-1では優勝という大偉業を果たした野田クリスタルさんと、実は本名が鈴木である村上さんのコンビ。
2017年めでたく決勝進出するも上沼恵美子さんに手痛い洗礼を受け、2年後敗者復活戦会場から上沼さんにアピールするも上沼さんは完全に二人の存在を忘れていたという追い撃ちの手痛い洗礼を受ける。今年も結果の良し悪しに関わらず、脱ぐ事を祈ってやみません。
ライブでは、インディーズライブで何度かご一緒しました。
村上さんとは、どこかのライブでお話してから、やたら街中やテレビ局の中、バイト中に出会ったり縁がありました。見た目通りの、大らかな性格の方です。
野田さんとは喋った事がありません。ブログもよく見ており、『面白いです』の一言でも掛けられたらと思ったんですが。陰の雰囲気にビビっていたんですかね。


・見取り図

3度目の正直を狙い、満を持しての登場。昨年の勢いあるハイセンス大喜利のぶつかり合い的なネタには圧倒されました。
デビュー当時は大阪でも見ており、キワモノだと勝手に決めつけていました。そう判定したのも去年の煽りVでのデビュー当時の写真からしても想像は付くと思うんですが、今や完全なる超人漫才師になって驚きであります。
接点はありません。


・錦鯉

SMA(ソニーミュージックアーティスツ)から初の選出。
M-1最年長49歳の記録を樹立したまさのりさんと、ダンディな男性渡辺隆さんのコンビ。
元々はお互い『マッサジル』『桜前線』というコンビを組んでおり、それぞれオンエアバトルでもオンエアを勝ち取っています。
ベテランが全力でバカをやるという面白さは、若手には絶対に出せない味であり最強の武器です。それでいて空気も読めるし、周囲の人達への愛情もある。
芸人誰しもが応援したくなる、そんな魅力をお持ちのお二人です。
私のライブにも出て頂いたり、気さくにお話して下さったりして、ひたすら良いお兄さんという印象です。
ちなみに、隆さんとははるか昔、笑っていいともに一緒に出た事があります。ものまねコーナーを受けて、合格したのは良いんですが紹介者が必要だったのを知らずどうしようかってなった時に、たまたま別の芸人の付き添いで来ていた隆さんに、全く面識がないのに知り合いというていで出てもらいました。あの時は助かりました。


・ニューヨーク

かつては賞レースにも未出場の時期が続き、中々芽の出ないエリートとも称されていましたが、それも昔。今は堂々たる優勝候補です。
お二人には確か数年前に、フジテレビの楽屋で一度挨拶をされた事がありました。それもしっかりと、礼儀正しく。
どちらかの髪が金髪だった頃でした。
僕はその時もっと話をすれば良かったんですが、前述のコミュ障状態になっていた為、そっけなく会話を終わらせたような気がします。あー後悔。


・おいでやすこが

R-1ぐらんぷりの決勝常連であったおいでやす小田さんと、同じくR-1、そして歌ネタ王のファイナリストこがけんさんによるユニットコンビ。
小田さんはゆりやんレトリィバァと組んだり、昔のコンビ土瓶を復活させたり精力的にM-1にも参加されています。
共にルール改定により、R-1の出場資格を失う悲劇に見舞われましたが、まさにその悔しさを原動力とした、執念のようなものでもぎ取った大金星と感じてなりません。
ユニットでの決勝は史上初の快挙であり、来年はR-1の件もあり、ユニットの大量生産が予想されます。
こがけんさんはたまにライブでお会いして、後輩の私に対しても物腰柔らかに接して頂いたりと人間力のある方です。おいでやすさんとは恐らく接点はありません。


・オズワルド

おととし大受けして3回戦敗退するも昨年決勝進出で報われ、今年もさらにパワーアップを遂げて帰還しました。
ツッコミの伊藤さんは人気女優、伊藤沙莉さんを妹に持つ幸せ者です。そして芸人とルームシェアをしていますが、そのメンバーは蛙亭・岩倉さん、ママタルト・大鶴肥満さん、森本サイダーさん、と才能のある今後注目の第7世代芸人ばかりです。
そのうち日本で一番面白い家と呼ばれる日も近いでしょう。
接点はありません。


・東京ホテイソン

サンドウィッチマンさん率いるグレープカンパニーに所属するまだまだフレッシュな若手コンビ。出会いはネットの相方募集の掲示板だそうです。
2017年から毎年準決勝に進んでいる凄腕ですが、初めて準決勝に行った時はまだ21、2歳だったのをつい先日知り、驚きました。早死にしないか心配するスピードです。
特徴的なツッコミのたけるさんは岡山出身で同郷です。
インディーズライブで何度か一緒にはなっていましたが、話はしていない気がします。なので、接点はありません。

・ウエストランド

こちらも岡山出身の同級生コンビ。
若くしてTHE MANZAIで認定漫才師に、M-1でもキングオブコントでもR-1でも(井口氏)準決勝に進む功績は挙げるも、どうしても決勝の扉は重く、それでも努力を続けた結果ついに向こう側へ。本人曰く「ようやくこじ開けた」。
彼らはまだ若い頃、T-companyという団体様のライブに出ており、自分はそのライブのMCをさせて頂いていました。
そこでよく絡んでいて、井口くんはボケに対して何でも拾っていて面白いなと思っていました。「最近、爆笑問題さんの事務所に入りまして〜」とエンディングで告知していたのがつい最近の事のように覚えています。
思えばタイタン様が、本格的に若手を入れようプロジェクトを始め(勝手に名付けています、すみません)、彼らはその第一次メンバーでしたね。確か他にはガイコツ、ウイングマン、ツインタワー、日本エレキテル連合などの芸人さんがいたと記憶しています。
エレキテル連合はブレイクし、脳みそ夫さんも世に出て、その他の人達も着々と芽を出しつつある。結果的に若手芸人を集めた事は大成功だったと言えるでしょうね。


高校球児を応援する親の心境じゃないですが、全組良い結果が出るように応援しています!



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