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システム手帳と仲良くなるための最初の一歩の話

ヨシタケシンスケ度かもしれない 会場グッズの手帳

まずは購入したヨシタケシンスケモデルのシステム手帳の素敵さをご覧いただきたい。

パッケージ
もうかわいい
ぜひ何かがどうにかなってほしい
開けたところ
丁寧に紙に包まれている
ヌメ革が柔らかすぎず硬すぎずほどよい
牛革の良い香りがする
ヨシタケシンスケ氏の焼印もゆるくて素敵
開いたところ
ヨシタケシンスケ氏のスケッチの複製が2枚と白紙が数枚綴じてあった
ぱたんとフラットに開いてくれる
表紙側
ごくシンプルな革と最低限の金具だけの飾りっ気のなさがいい

素敵、と、わたしは思う。
一目惚れして購入してしまっても仕方がない。
さて、この手帳をどう使うか。
メインの手帳はロルバーンで運用してるバレットジャーナルもどき。
使い分けつつ、苦手なシステム手帳で挫折しないために、簡単なルールを決めよう。

2冊の手帳の使い分け

◯今のロルバーンLの使い方
・かつての月間スケジュール→
スケジュールはスマホのカレンダー管理にしてる。日にちと曜日の一覧を縦に書いて、その日の出来事をメモする1行日記として使用中。
・その日のタスク→
あまり書いてない。上記の1行日記で足りないようなことが起こった場合、メモとしてその日の出来事を書く。

よく考えると、もはやバレットジャーナルですらないな?
よくよく手帳を読み返すと、ライフログやタスクメモとしてよりも、そのとき興味を持って調べたことなどを1ページ、もしくは2ページでまとめて書き残していることが多かった。
いつの間にかずいぶんと好き勝手にアレンジした使い方になってしまっているらしい。
ページのサイズ感がわたしの調べ物にはちょうどよく、いつの間にかちょこっとスケジュールっぽい機能のあるただのノート扱いをしてしまっていた。
まあ、とりあえずこの運用で困ってないし、いまのわたしの生活にあっているのだろう。
これはこれで続けよう。

◯そのうえでシステム手帳に期待すること
ロルバーンと比較するとずいぶんと紙面が小さくなる。
そして、場所を移動したり、抜いたり、足したりが簡単にできる。
これをメリットとして使い切るために、ロルバーンよりさらに気軽な紙媒体としてなんでも書き散らしていいことにしよう。
あと、ごく簡単なレシピをメモしていくのもいいかもしれない。
綴じ手帳にレシピを書くと、どこにメモしたかすぐにわからなくなってしまうから。
長期的に残すことはロルバーン、短期的なアイデアなどはシステム手帳に記入して、残すべきことだったらロルバーンに転記するなり、貼り付けるなりしよう。

システム手帳のセットアップの準備

セットアップ。
これが一番楽しいのだ。
わたしは知っている。
セットアップまでを楽しんで、そこで飽きて放置しかねない自分の性格を。
まず手帳が欲しくて手に入れたのではない。
ヨシタケシンスケ氏ごっこがしたくて、衝動買いをしてしまったのだ。
ヨシタケシンスケ氏は白紙のメモにスケッチをするために使っていたのだから、まずはそこから真似っ子してみよう。
そうすると素敵で機能的な市販リフィルの類は必要ない。
白紙のメモを挟んでおけばいい。
そして飽きても傷が浅くて済むように、最初はなるべくリーズナブルに始めたい。

ということで、近所の100円ショップを巡って、最低限必要なものを揃えた。

システム手帳に使う道具

ダイソー
・B7システム手帳用下じき インデックス付 ミニ6穴サイズ
5枚も入っていた。
インデックスはクリアファイルで自作するつもりだったので、この商品を見つけられてラッキー。

・B7 メモパッド 100枚 ドット方眼 プレミアムシリーズ バーミリオン
紙質が厚めでキメが細かく高級感があって良い。
同シリーズ、表紙の色違いで、無地と5mm方眼があったが、圧倒的にドット方眼が好きなのでこの商品を購入。

表紙と裏表紙
他の商品よりも紙質に高級感がある

セリア
1穴パンチ コピー用紙約10枚が開けられるタイプ
色がいくつかあったが、グレージュっぽいものを選択。
透明な押さえが付いていて、コンパクトに収納できるのがいい。
あと買ってから気がついたのだが、底の蓋が半透明なので、蓋をしたままでも穴あけ用のガイドが見えるのがよかった。
あとからダイソーの同じような一穴パンチを見たら、本体と同じカラーの蓋でまったく中が見えないので、あれでは蓋を開けて穴を開けなければならず、ゴミが飛び散ってしまう。

小さくて心強い相棒

穴あけパンチの検討

穴あけパンチに関しては、本当は専用商品を買おうと思っていたのだ。
それこそA5サイズからバイブルサイズ、わたしの持ってるミニ6、さらに小さいミニ5まで対応しているような商品もある。
ただ、やはり専用商品はお値段がそこそこするため現状の使い続けられるかもわからない状態では手が出なかった。
調べていたら、一穴パンチでも工夫すればちゃんと使えるようだったので、とりあえず小さく始めるためにセリアのパンチを選んだ。

リフィルづくり

楽しいやつ!!わくわくだー!!
と、うきうきしながら作業を始める。
まずは、ダイソーのメモを一枚剥がす。
メモの角にぴったり合わせて下じきを置く。
6つの穴をペンでなぞってガイドを書く。
パンチの底を上にして持ち、ガイドが穴から見えたら、バチン✕6!
これでリフィル一枚の完成である。

リフィル用のB7メモと下じき
下じきがなければすでに穴のあるリフィルでガイドを書いてもよい
こうして底を見ながら穴あけをする
わかりやすく蓋を外しているがゴミが散らばるので、半透明でガイドが見えるなら蓋付きのままパンチした方が良い

だんだん面倒になって、メモ5枚から10枚くらいの束をまとめて穴あけしていくようにしたが、特に問題はなかった。
しいていえば、メモの上部ののりが付いたままになるので、ちょっと灰色がかってて美しくないのと、書くときに一枚ずつぺりぺり剥がさなくてはならならず、わずかに手間がかかるだけ。
穴あけを効率的にすることのほうが優先順位が高かった。

一枚綴じてみたところ
メモ一冊100枚と下じき5枚を綴じたところ

クリアファイルを切って、付箋用のページを作ろうかなとか、あれこれ工夫してやろうと考えたが、とりあえずメモと下じきだけでまずはスタートすることにする。
気軽な紙メモとして使用するのにあまり必要ではなさそうなものは、ぐっと我慢して入れずに使い始めてみる。
挫折をしないためにはがんばりすぎないことが大事なので。

筆記具とページの使い方

筆記具は、これまたヨシタケシンスケ氏の真似っ子で、コピックマルチライナーが使いたい。
探し求めてうろうろしていたら、ロフトの画材コーナーで見つけた。
ヨシタケシンスケ氏は0.3を使用しているようだが、自分には0.1が合っていると思ったのでそれを購入。

ペンの太さは0.1

リングに挟んでみたらぴったりはまって落ちないので、この状態で持ち歩く。

リングの中に収まる
上から見た図


横書きするために開いたところ

ページは横にして片面のみ使うことにする。
ヨシタケシンスケ氏の真似っ子でもあるが、単純にリングが手に当たるのが嫌すぎるのと、縦に使うととても狭く感じてうまく使いこなせない気がしたためだ。

ロルバーンLとミニ6穴

ふたつの手帳を並べてみると、なんとなく自分の得意な紙のサイズがわかった。
しばらくこんな感じで、2つの手帳を併用しながら、使い分けについて探っていきたい。

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