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きっと”お笑い”は世界を変える一番の「武器」になる from NY

落ち込んでどうしようもない時、というのが人にはある。
特にコロナ以降は、政情も不安定だし、何かしら、そういう気持ちになる人たちも少なくないのではと思う。

そういう時、とことん落ち込むしか手段がないと思える精神状態でも、もしも少しだけでも余力があるようなら、私は瞬間でも”するどいお笑い”に助けてもらうことを推奨したい。

元々アート系でサブカル好きの上に、関西滞在の時期も長かった私は、やはり普通の人よりは多少は”笑い”には拘りがある。

そんな私が大好きなピロシキーズについては前にもこちらの記事の中で紹介した。
https://note.com/jasminflower/n/nf2953e42040e

そして今日は、私的にはこれは”もうダメ”っていうぐらいにお腹を抱えて笑ってしまうアイテムを二つ紹介したい。といっても、最新のM1ネタとかそういうのじゃなくて、あくまでも昔からあるものなんだけど、今だに笑えるって言うもの。

一つは、

『タモリ倶楽部』(テレビ朝日の深夜枠の長寿番組)の中の”空耳アワー”だ。

この番組は、深夜枠のテレビが好きな人なら一度は見たことがあるんじゃないかと思うけど、”空耳アワー”のタイトル通り、海外の音楽(主に洋楽やロック)の歌詞が、あたかも「日本語に聞こえるようだ」という部分をピックアップして、それに即したお笑いショートコントヴィデオと共に紹介するというコーナーだ。

やはり、私がロックや洋楽好きというのもあって、特に反応してしまうところもあるのかもしれないけど、今まで真面目に音楽として聞いてきたロックが、気がついたら、とんでもないお笑いになっている、という発想の転換、バカバカしさには、ある意味で、一瞬で生きる力を取り戻せるぐらいのパワーがある。

このコーナーに関しては、長寿番組だけあって、今やYoutubeでかなり昔の配信も含めて取り扱っている人も何人かいたんだけど、今日は、比較的新しい”空耳アワー”を中心に(といっても3年前だけど)取り扱っているYoutuberさんのチャンネルをアタッチしておきます。

興味がある人は、”空耳アワー”でYoutube検索すると、総まとめ系を取り扱っている人も他にも何人かいるので、探して見てみてほしいです。

ちなみに、このコーナーのコメンテーターのソラミミスト安齋肇さんのイラストも、なかなかフザケたユルさが素敵なので、ホームページを貼っときますね。

そして、もう一つの究極のお笑いアイテムとは・・

ずばり、宝島社の『街のヘンなモノVOW(Voice Of Wonderland)』です。

これも、最初は雑誌「宝島」が「ワンダーランド」として刊行されていた時代に始まり、街で見かけた「へんなもの」や「笑えるもの」の情報を読者が写真入りで送ってきたものを集めて雑誌に掲載したのが始まりだった。

その後、そのページを寄せ集めて本にした「VOW」という書籍シリーズが発行され、それらは、コメントの痛快さも相まって、サブカル好きやお笑い好きには大人気になった。

とはいえ、宝島は2001年に一度終了し、2010年に復活した後、2015年にもう一度休刊しているため、過去に何冊も出されてきたVOWの書籍は、今はかろうじてAmazon で文庫本や単行本の残っているものが買える状態で、宝島社のオンラインでは品切れになっている。その代わり、その内容は、VOWの専用サイトの方と、現在宝島社が出しているSweetという女性誌の中にある[VOW](Voice of Wonderland)のページで見ることができる。

サイトページはこちら


Sweetに掲載されたVOWはこちらのページからも見れます。

そして、このVOWにイラストで携わっているのが、なんとさっきタモリ倶楽部のソラミミストで紹介したイラストレーターの安斎肇さんだったりもする。

そんなわけで、今回はサルカニ合戦ならぬサブカル合戦みたいになってしまったけど、この二つのお笑いアイテムには私は今でも助けられ続けている。

やっぱり人間にとっては、何も考えないでバカみたいに笑う時間は大事だ。
NK細胞だってものすごく活性化するから、健康にもいいに違いない。

そして、お腹を抱えて涙を流すぐらいに笑いすぎた後、その場にいた人や、目の前にいる誰かを攻撃したり、傷つけたりしたいと思うような人は、おそらくどこにもいないだろう。

だから、きっとお笑いは世界中のみんなを助ける一番の「武器」になる。

くだらないことで本気で笑ったり、笑いあったりできる時間こそが、みんなを無条件にハッピーにするのは間違いない。

そして、そんなふうに”人生の瞬間”を楽しむことこそが、地球上にいる人間が神様から与えられた本当のギフトだってことを世界中の人が本気で思い出せば、戦争という言葉はいつの間にか人々の間から消えてなくなっているかもしれない。













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