【Admissionsの裏側】国内インターの選び方
こんにちは!ジャスミンです。
今回の【Admissionsの裏側】シリーズでは国内インターナショナルスクールの選び方についてお話ししたいと思います。
スクールによって異なるカラーや歴史、評判、
選ぶ基準はいろいろあると思いますが、大まかに下記に別れるのではないかと思います。
カリキュラム:IB、AP、IGCSEなど
国別:イギリス系、アメリカ系、フランス系、インド系etc
共学 or 男子校 / 女子校
高校まであるかどうか
学費
立地
どれも大切な要素だと思いますが、この記事では別の視点からスクールの選び方をご紹介します。
JCISに加盟
JCISとはJapan Council of International Schoolsの略であり、日本語では「日本インターナショナルスクール協会」と呼ばれている機関です。日本全国、北海道から沖縄までのインターナショナルスクールが加盟しています。
JCISに加盟しているスクールの良い点は
・スクールの運営、経営がしっかりしていることへの証明
・校長同士がコミュニケーションをとっている、オープンなスクール
・JCISのワークショップを通して、常に学校をアップデートしている/学びを深めている
などが挙げられます。
例えば台風や雪の予報でスクール閉校の判断が必要な時、近隣のJCIS加盟校の校長同士が話し合い結論を出すことが多いです。他のスクールとコミュニケーションや連携を取れる柔軟な運営陣だということが伝わるかと思います。
国際的な認定
IBなどのカリキュラム的な認定のほかに、WASCやCISなどの国際機関からの認定を受けているかどうかも見てみてください。
WASC = The Western Association of Schools and Colleges
CIS = COUNCIL OF INTERNATIONAL SCHOOLS
認定を受けるには審査があります。教員の資格やバックグラウンド、経営面、理念と実際の教育がマッチしているかどうか、カリキュラムとその教え方などの多方面にわたる審査プロセスをクリアしたスクールのみが認定を受けられます。
この認定は永久的ではありません。数年ごとに審査があり、スクールが持続的に運営できているかどうかをチェックしています。
そしてこれらの認定の最大のメリットは、大学受験資格が得られるということです。
特に日本人ファミリーの場合、お子様がインター卒業後日本の大学に進学する可能性もゼロではありませんよね。
これら2つの認定に関しては、文科省が「日本の大学に入学する資格がある」としています。
Preschoolの場合:TAIP加盟
中学や高校まであるスクールだけでなく、プリスクール選びの段階で参考になるのがTAIP (The Tokyo Association of International Preschools) 加盟校です。
TAIPではProfessional Developmentという、先生たちの知識やスキル向上を目指したワークショップを開催しています。またスクール同士の交流を目的とした場も多数提供しています。
TAIPそのものは加盟校の校長から理事メンバーを選出しており、メディア業界や日本英語検定協会(英検)の方も含まれます。
元Admissionsの解説:なぜスクール同士の交流が好ましいのか?
上記の中で、教会に加盟している校長同士や先生同士の交流を強調してきましたが、それがどのように生徒に影響を及ぼすのでしょうか?
私の働いていたインターもそうでしたが、スクールの交流、先生の交流があると相互に利益のある情報共有が実現できるからです。
例えば、「他のインターでは日本語クラスでどのようにXXを行っているんだろう?」と日本語の先生が疑問に思った時。他校と交流があればそちらのスクールの日本語教師とコミュニケーションを取り、参考になる意見や情報をもらえます。ここで全く交流のないスクールにいきなりコンタクトを取って「教えて!」と言っても、現実的ではないことは明白です。
そして得られた情報をもとに、先生が授業をより良いものへと変化させていける。授業の質を向上できる=生徒の学びの質も向上。生徒への恩恵につながります。
もちろん、これら協会に加盟していない=❌ではありません。他の要素や、お子様に合うかどうかの視点も大事ですね。
スクールやプリスクールを選ぶ軸の1つとして参考にしてみてください。
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