時空を超える神の采配 ~剣(ブレイド)編~ 96 茉莉花堂 2019年12月7日 12:00 2019-12-7 『仮面ライダー剣』に出会えて良かった。カリスラウザーが家にあって良かった。Mくんありがとう。Mくんは、あげたカリスラウザーがまさかこんな事態になっているとは、思いもしてないだろうな…。 私にとっては最高の仮面ライダーでした。 色調暗めのシリアスな展開、冒頭は主人公であるブレイドもギャレンも弱くて、やっとアンデッドに勝つ状態が続くんです。レンゲルはチカラこそ強いものの別のところで弱くて、序盤はスカッとする展開が少ないんです。 でも、全編通して見たあと振り返ると、そういう部分が私には逆にリアルに感じられました。カリスは他の3人とは別軸をたどっていて、彼らを見ていると大切なものを手にするってどういうことか、考えてしまうんです。あ、「ライダー」の名の通り、バイクアクションはふんだんにあります。 なんかいろいろ描いてますが、「かわいい」なんてのは本質じゃなくて枝葉なんですね。枝葉だから気軽に描けるんです。『剣』の本質を書こうとしたら、泣きながら原稿用紙数十枚書いちゃいますよ…。また、あまり感情や関係を言葉にしない表現が多いのも良かった。自分の気持ちを問われて答えられない剣崎、という印象的なシーンがあって。気持ちに単語を当てはめると、すっきりすると同時にレッテルを貼ることにもなるんですね。単語を当てはめない、 感情や関係をそのまま感じる。そういうことの大事さを、あらためて感じました。コメ欄へ続く #マンガ #子育て #漫画 #仮面ライダー剣 96 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート