産後ケアを利用した話

この度、念願だった産後ケアショートステイ、ついに利用することができた。

お世話になった産院で、産後入院以来の宿泊。
今回の産後入院は特に、助産師さんにも恵まれ、また例のごとくご飯も最高に美味しかったため、利用できるのが嬉しくて仕方なかったし、ずっと楽しみに、心の拠り所にしていた。

息子を助かってもらえる、助産師さんはやっぱり優しい、ご飯は安定の美味しさ、家事や上の子の世話からも解放される。言うことなし。
ただしうちの自治体は補助がないため、実費であることが一番のデメリット?かな。

昼過ぎに入所で、早速預かってもらい、おやつを食べ、さあ寝ようと思ったけど意外と寝れず(なんともったいない)。
それでもひたすらゴロゴロ。至福。

ちょっとした質問(授乳がメイン)についても、いろんな助産師さんにさせてもらえてとてもよかった。

翌日、助産師さんといろいろ話していて、聞いてもらいながら涙が出た。
話の内容は、2人目の産後ケア利用の難しさについて。

どんな話からそうなったか分からないけれど、今回の産後は、上の子がいるから、わたしが産後ケアを利用するとなっても、夫は上の子を見なくてはいけないのもあって、あんまりいい顔をしない。
自分はいつ休んだらいいの?と言われた、という話をしながら泣いてしまった。

助産師さんは、
「でもJasmineさんは出産頑張ったんだからそのご褒美だよ。
産後ケアに来るのって、準備とか地味に面倒だったりすると思うけど、それでもJasmineさんは来たいんだよね?
じゃあ、我慢しなくていいと思うよ」と優しく言ってくれた。

たしかに出産を頑張ったのはその通りだけど、それって生物学的に女性しかできないわけで、やっぱりそれ以外の部分を夫に負担かけてるかも、と、とりわけここ数ヶ月ずっと思っていた。

「もちろん、Jasmineさんがもう少し落ち着いたらだけど、交代で休憩や気分転換の時間をとるといいよね。」とも。
ちなみにこの件については一度夫婦で話題にあがり、夫に「一人で日帰り温泉にでも行ってきたらどう?」と提案したことがあったが、そのときは「それよりも今は休みたい」と言われた。
寝室に一人でゆっくり寝てもらうとかはできなくもないかもです、と話すと、それもいいね、と助産師さんは言ってくれた。

実家は近いけどあんまり頼るって感じでもなくて、と話はしたけれど、ご実家に少し見てもらって休憩したりするという方法もあるよね、とは言われた。
うーん。と思いつつ、でもこの助産師さんの言うことなら、と、そうですね、と相槌を打った。

この後、助産師さんに、「今後も何かあったらうちに相談してくれてももちろんいいんだけど、自治体に相談することも増えていくと思うから、もしJasmineさんが、こっちから情報を伝えることをOKしてもらえたら、わたしからJasmineさんの自治体の保健師さんに連絡を入れておくよ」と言ってくれた。
それはなんともありがたい。

うちの自治体の保健師さんは、上の子を産んだあとから何度も話したことがあり顔見知りだけど、自ら相談があって…という話をするのはなかなか勇気が要るから、助産師さんから連絡してもらえることがあるなんて、と思った。

この助産師さんはわたしの分娩も担当してくださった方なのだけど、わたしの中では神エピソードがたくさんあるので、別途記事にしようと思う。
思いのほか長くなったので、一旦この記事はここまで。

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