心技体

あれ？俺は今何してるんだっけ？

不意に今の自分がわからなくなる時がある。
昔に帰ってしまった俺が今の自分自身を見ているような、
夢の世界から俯瞰して見ているような。

昔の自分から今の俺を見たらきっと嘲笑するだろう。だとしたら笑えないこの感覚は夢の世界から自分を俯瞰して見ている。

お前は何処へ行きたいのか、わからないとしても此処から抜け出したいのは確かな筈だ。
答えもすべきこともわかっている筈なのに俺は動かないでいる。そんな自分自身を見て失望はするが笑うことは出来ない。

気分転換は終わりだろ？昔望んだ世界は叶わないかもしれないけど、今叶えられるものもいずれ叶わなくなる。

動け、動いてくれ、
俺の錆び付いた脳みそ、心、体。