櫛まつり 〜各時代の日本髪を一挙にみる〜
櫛まつり をご存知でしょうか?
毎年9月 第4月曜日 に京都で催されているおまつりです。
地毛で結い上げた、時代ごとに異なる日本髪の女性たちが神事の後、行列をなして、練り歩きます。
第一回は 昭和36年(1961)京都の文化研究に必ず出てくる吉川観方が携わり開催されました。
会場は 近年全国からの参拝者が絶えない 安井金比羅宮
縁結びの神社でもあるのですが、縁切り神社として大変有名です。
安井金比羅宮には、久志塚 があります。
コロナ期間中、時代風俗行列が中止しており、2019年を最後に4年ぶりの開催です。
ご案内によると
第六十三回 櫛まつり
令和5年(2023)9月25日(月)
櫛供養式典・・・午後 1 時
時代風俗行列・・午後2時15分
※雨天の場合 行列中止
時代風俗行列ルート
安井金比羅宮
祇󠄀園石段下
四条通西
花見小路北
新橋西入ル
白川筋
たつみ橋
花見小路南
安井通り
安井金比羅宮
ご縁あって、本年の櫛まつりにて舞を奉納させて頂くことになりました。
初めてのご奉仕に、おまつりの流れを詳しくは存じ上げませんが、櫛供養式典にて「黒髪」という地歌の名曲を毎年奉納されているとのこと。
以前は9月4日に開催されていたと伺い、まだお稽古が始まる前で「自分の舞は、どんな舞になるやろか」と思案しつつ、お参りさせて頂き、絵馬も奉納いたしました。
当日は有り難いことに、櫛まつりを長年守られている、ミナミ美容室さんにて「先笄」という髪型に結い上げて頂き、黒紋付の舞妓さんの正装姿にて舞わせて頂きます。
精一杯 お稽古をしてのぞみたいと思います。
奉納させて頂くという気持ちで、感謝を込めて頑張ります。
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