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私たちノロわれてる💦

先日、ある子育てセミナーに参加してきました。
その名も 「子育てのノロイをちょっぴりほぐしましょう」

「呪い」じゃなくて「ノロイ」

ここで聞いたお話が、子育てだけじゃなく、仕事や人間関係、果ては自分自身についても、いろんなヒントをもらえるものでした。😌

その中で紹介された3つのノロイ

・「できる」のノロイ
・「ちゃんと」のノロイ
・「おなじ」のノロイ


講師の先生は、発達心理学や障害児教育、インクルーシブル教育がご専門でした。
小学校での出来事や子供達への実際の関わりなどを例に挙げてのお話はわかりやすく、うんうんと頷き、時に大笑いしてあっという間の1時間半でした。

私は職業柄「おなじのノロイ」にはあまりかかってない気がします。だって、教室に入ったら、いろんな国のいろんな顔した人がワイワイしている中に身を置いていますので、「みんな同じなんて無理やん😅」を体感してますし「みんな違ってみんないい😊」を日々感じております。
でもまだまだ、小学校の教室の中、いえいえ、日本社会全体にはこの「おなじのノロイ」に縛られてる人の多いこと😅多いこと😅

先生曰く、もちろん「おなじ」が悪いわけではない。でも、「おなじ」でなければならないとなると、弾かれる人が出てくる。「違っても学べる/繋がれる/いいんだ」という考えを持ち、そんな経験を重ねることで「ノロイ」は少しずつほぐれるのでは…  と話されてました。

まさに多文化共生に繋がる考え方だなあと思い聞いていました🤔

私が1番「おお!」と思ったのが「ちゃんと」のノロイ

みなさん、「自閉症の我が子がいつも左右違う靴を履きたがる。どうすればいいでしょうか?」と相談されたら、どうしますか?

ペアの靴を見せて「こっちの方がかっこいいよー」と勧める?
とりあえず、ちゃんと靴を履かせて、大げさに褒め倒す?

講師の先生の答えは…

「おしゃれでええやん❣️」

なんですって😳😱

と思いましたが、その時点で私もしっかり「ちゃんと」のノロイにかかってるのかなと思いました。

もちろんこれも「ちゃんと」が悪いわけじゃないですよね。「ちゃんと」しなければいけない場面は世の中にいっぱいありますから‼️
でも、子供時代の過剰の「ちゃんと」は家庭での「安楽さ」「気楽さ」を失わせてしまう。家は安心できるもので、親は目を吊り上げて注意する人じゃなくて、笑顔で上機嫌がいい。

なるほどなあと思いました。
そして、先日18歳になった娘が1、2歳の時の髪振り乱して、仕事→保育園→育児家事してた頃を思い出していました。
「ちゃんと」はできてなかったと思うけど、自分では「ちゃんとしよう」と思ってたあの頃。
一回、ヘロヘロで抱っこして帰宅した途端、娘がギャン泣きで何しても収まらず、私も娘に負けない程の大声で泣き叫んだら、娘がビックリして泣き止んだことありました😂

いっぱいいっぱいだったあの頃の自分に、「ちゃんとせんでも、ええかげんでも大丈夫よ」と声かけてあげたいです。

「ノロイ」は自分が今まで頑張ってきた大事な一部であったり、社会のルールとしての一部であったりするので、「なくす」ものではなく「ほどく」ものだそうです。

生きてたら絶対みんな「ノロイ」にかかります。でも「ノロイ」にぐるぐる巻きのがんじがらめにされる前に、うまくほどいて、緩めておきましょう☺️

興味のある方は、この本おススメします♪



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