武漢肺炎(コロナウイルス)による政府の政策について

 まず、日本で最初に確認されたのは、2020年1月でした。

その年の2020年4月~5月にかけて行われた。詳しくは省くが主要都市などに発令されたもので、根拠法は2020年3月13日に成立した『新型コロナウイルス対策の特別措置法』に基づく措置です。


 この緊急事態宣言において外食業界、旅行業界など産業別によっては深刻なダメージを負い倒産が増えました。

【業種別】(負債1,000万円以上)~飲食が最多268件、建設138件、アパレル127件、宿泊79件 ~
 業種別では、来店客の減少、休業要請などで打撃を受けた飲食業が最多の268件。一部地域では休業や時短の要請が継続し、営業制限が続く飲食業の新型コロナ破たんがさらに増加する可能性が強まっている。
 次いで、工事計画の見直しなどの影響を受けた建設業が138件、小売店の休業が影響したアパレル関連(製造、販売)の127件。このほか、インバウンドの需要消失や旅行・出張の自粛が影響したホテル,旅館の宿泊業が79件と続く。
 また、飲食業などの不振に引きずられている飲食料品卸売業が65件、食品製造業も48件と目立 ち、飲食業界の不振が関連業種に波及している。

「新型コロナウイルス」関連破たん1,552件【5月31日16:00 現在】 : 東京商工リサーチ (tsr-net.co.jp)

上記東京商工リサーチからの引用


より詳しくは中小企業庁のホームページに載っています。


 さて、2020年の負債総額は1兆円1810億円これだけみれば莫大な貸倒れがあるんだなーって感想でしたが、驚くごとに2000年以降倒産件数2番目に少ないと言われてます。

ソースについては帝国データバンクです。

負債総額については、2000年以降最小額です。


 やはり、政府による持続化給金等の積極財政により一定の効果は発揮していたようですね。

 この政策に賛否両論あると思いますが今回はここを重点的に考察していきたいと思います。


 今回の主な政策は、やはり持続化給付金、全国民に一律10万円、など多々にあるのですが(看護報酬の単価上げ、税の面での政策など)主にこの2つをちょろっと紹介したいと思います。


 持続化給付金についてですが、この政策の趣旨が『感染拡大により特に大きな影響を受け

ている事業者に対して事業の継続を支え再起の糧とする』となっています。


企業であれば最大200万の給付金になります。ほかにも融資など様々な支援を行っています。皆さんは、この制度についてどう思われるでしょうか?


 まず、飲食店だとしますが、飲食店でも都会と田舎では、固定費(家賃、人件費等)も売り上げも別物になるでしょう。業種が違うと土地の広さも全く変わるので200万では到底事業の継続はできません。ただ、緊急的にスピードを優先してある程度の不正受給を見過ごす勢いでの支給(不正自給は犯罪です)なら分からなくもないですが、現実問題として支給までに時間がかかりすぎている。又は支給されないなど...


 趣旨から考えるには、少し足りないと思います。第一段階としての給付ならわかりますが、そのあとにしっかりと第二陣の給付を審査して支給すればいいのでわと思いますね。

 結局これ以上は融資でお願いねー優遇しますよーって感じますね。まあ経済学者でもないので、経済学的にこうだとは言えませんが政府は助ける気はあまりないのでしょう。


次に全国民に10万円ですが、消費データをみたら確かに支給後の白物(家電類)が売り上げが伸び消費は少しだけ上がっています。

 人気取りにはいいかもしれませんが、一回だけでは効果が薄いと思いますね。今の日本はアベノミクスで中間層が貧困化してきてるので、いかに富の再分配をすべきか色々と課題が多いですが政府は下々のことには、あまり興味ないみたいなので残念です。


 知っていますか?可処分所得が年々減っていってるのを、税金や社会保険は上がる一方なのにそのお金はどこに消えてるのかを。

 話がそれましたが10万円についてはまだ理解できますが、本当に必要な人に届けてほしいです。

 何億も稼いでる人に不要なものです。

今回は初めての投稿なのでこの辺にして筆者の簡単な自己紹介を

していきます。


 16歳から介護をしており18歳のころに介護福祉士として働いてました。社会に本格的に出てから世の中の厳しさを知りました。そのころから政治に興味をもちました。

 社会の歯車として働くなかで理不尽なことや社会のおかしさを知り法律、経済学、政治、歴史を勉強していく中で、自分なりに世の中をよくしたいと思いました。

現在23歳でまだまだ子供ですが、若者なりの価値観からみた今の世の中に物申したいと思いこのブログをはじめました。

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