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【JPA Magazine】2023年1−3月

JAPAN Padel AWARDS 2022

『JPA AWARDS 2022』を2023年2月5日(水)にスペインの公的機関 Instituto Cervantes de Tokioで開催しました。

『JPA AWARDS 2022』では、2022年度の日本のパデル界を振り返り、2023年度のパデル界の更なる発展に向けての式典です。日頃、日本パデル協会をご支援くださっているスポンサー・パートナー企業の皆様に加えて、2023年度日本代表強化指定選手、パデル愛好家のエバンジェリストの方々、FiNANCiEトークンホルダーの方々など、総勢50名以上が参加しました。また、当日のLIVE配信では約1000名が視聴しました。

3度目の実施となる今年の『JPA AWARDS 2022』はスペインの公的機関 Instituto Cervantes de Tokioを会場として提供いただき、過去類を見ない規模で実施。初めて有観客での実施に挑戦し、会場の装飾にも力を入れました。

開演後、まず初めに主催者挨拶として日本パデル協会 会長の中塚浩二、及び今回会場を提供してくださったインスティトゥト・セルバンテス東京 文化部長のハビエル・フェルナンデス様が登壇し、ハビエル様からはパデルというスポーツへの愛情、スポーツを通じた文化の形成について、そして日本パデル界への応援の言葉をいただきました。

「世界のパデル」をテーマにしたトークショーは、スペイン語を交えながら実施。急成長を遂げているアジア・アフリカ各国についてや海外での練習機会について、世界大会の経験やスペインチームについてなど、コーチ・選手・協会という多角的な目線で様々な情報をお届けしました。

次に、「JPA AWARDS 2022 表彰式」では、7つの賞を表彰しました。2022年は多くの施設が誕生したこともあり、今年は新たに「NEW施設賞」を新設しました。各賞の受賞者は以下の通りです。

・新人賞(その年に新規選手登録した選手の中から選出):高橋 有優、眞城 悠希

・優秀ジュニア賞(18歳以下で戦績をあげた選手を選出):内海 和心、岩本悠希

・優秀施設賞(日本パデル界に大きく貢献した施設を選出):【関東】パデル東京、【東海】アリエルパデルクラブ、【関西】パデルワン星田

・NEW施設賞:(その年に新しくオープンした施設から選出):CHIGASAKI PADEL CLUB

・優秀エバンジェリスト賞(日本パデルの普及活動に大きく貢献した方を選出):木戸 雄介、染宮 和洋、五味 亮将

・年間優秀賞(JPTを中心に国内外で戦績をあげた選手を選出):五味 亮将、日下部 俊吾、小澤 琴巳

・年間最優秀賞(JPTを中心に国内外で最も戦績をあげた選手を選出):平 レオン オリリアス

『JPA AWARDS 2022』後半は、パデルマーケット及びビジネスについて日本パデル協会 副会長の玉井勝善より、そして日本パデル協会の広報活動について日本パデル協会 広報部長の柳谷宣達より発表しました。

2023年のパデル人口は4万5千人を見込んでおり、2026年までには10万人を目指して日々活動を実施しています。

日本パデル協会の2022年度の活動概要の発表後には、日本パデル協会 理事・強化本部長の高松伸吾より2023年度のパデル日本代表の強化指定選手及びスタッフを発表。選出基準や日本代表の目指すところ、そして日本代表に求められること等を公表しました。

当日参加した日本代表強化指定選手

最後に、『JPA AWARDS 2022』に当日ご参加いただいた日頃、日本パデル協会そして日本代表をご支援くださっているスポンサー・パートナー企業の皆様への感謝を込めてご紹介し、『JPA AWARDS 2022』を締めくくりました。

『JPA AWARDS 2022』アーカイブはこちら:

投影した資料はこちら(一部抜粋):https://drive.google.com/.../18Xvl4kqcXgUxwqmhPO2rFM.../view

第2回出身大学別パデル対抗戦

『第2回出身大学別パデル対抗戦』を開催!チャンピオンは2年連続で慶應義塾大学に決定!

2023年1月7日(土)にパデル&フットサル晴れのち晴れにて各大学のOB・OG・現役学生のパデラーが集まり、日本1の大学を決める『第2回出身大学別対抗戦』を開催いたしました。

参加校は、京都大学、慶應大学(2チーム)、国公立連合チーム、東京大学、日本大学、理系大学軍団(東京理科大学・電気通信大学の合同チーム)、立教大学、早稲田大学の9チーム。

日本代表選手も多く参加したこの大会は、2部に分かれて実施されました。昨年大好評だった代表選手によるレッスンイベントは引き続き第1部として試合前に実施され、今年は昨年よりも更にレベルの高い試合が数多く見られました。ハイレベルな大接戦が多かったため、予定されていた大会時間8時間をフルに使い、9チーム・総勢60名の選手によって19試合(各試合3本勝負)が行われました。

また、今大会はHEADによるボール協賛、チェリオコーポレーションの提供によるCBDxというドリンクのほか、各大学のカラーをイメージして作成されたパデルTシャツが参加賞として選手へ渡されました。お揃いのTシャツを着てチームメンバーを応援し、試合前には円陣を組んだり、大学共通の応援ワードや応援歌などを歌ったり、大きな盛り上がりを見せた大会となりました。

参加者からは、「1体感を感じる空間が心地良い」「たくさん試合ができて嬉しい」「代表や他の大学の方々と交流できて楽しい」等の声が数多く集まりました。

大学OB・OG間、そして現役大学生及び先輩間での交流を深め、パデル競技の発展を願いその楽しみを広く普及するために開催された今大会。盛大な盛り上がりを見せました。第2回、そして今後のJPA主催イベントにもご期待ください!

イベントレポート

第1部では、『第2回出身大学別対抗戦』に参加する日本代表選手による1時間のレッスンがコート2面で実施されました。加藤選手、平選手、友田選手、畠山選手、村澤選手がコーチとして参加!

レッスンは2面でレベル別(初級・中級以上)に分かれて開催しました。初心者には基礎的な壁を使ったショットであるレボテやサーブ、中級者以上には攻めのボレーや上から打つバンデッハの練習など実践的な練習を実施。

試合前に代表選手から直接アドバイスをしてもらえる貴重な機会となり、普段中々代表選手とボールを打つ機会がない方や、パデルが初めての選手や久々にプレーする選手も楽しく試合に挑んでもらうことができました。

1時間のレッスンを経て、第2部はいよいよ試合開始!

昨年実施された『第1回出身大学別対抗戦』の結果を踏まえ、第1シードの慶應義塾大学Aチーム、第2シードの早稲田大学、第3シードの東京大学を除いた6チームのくじ引きによって3リーグに分かれて行われました。インドアコート2面及びアウトドアコート1面を試合利用し、アウトドアコート1面はフリーコートとして、各大学のメンバーによる交流が行われました。

Aリーグには慶應義塾大学Aチーム、京都大学、日本大学が、Bリーグには早稲田大学、国公立大学連合チーム、慶應義塾大学Bチームが、そしてCリーグには東京大学、立教大学、理科系大学軍団が入りました。

Aリーグでは第1シードの慶應義塾大学Aチームが圧倒的強さを見せ、1位抜けで上位トーナメントへ進出。そして、普段は中部地方や関西地方で練習を重ねているメンバーが多く揃った京都大学が続いて2位で上位トーナメント進出を決めました。

Bリーグでは第2シードの早稲田大学と国公立大学連合チームが上位トーナメントへ進むことに。Cリーグは第3シードの東京大学と立教大学が大接戦の末、上位トーナメントへ。昨年のシード校は3校ともシード権を死守すべく、上位トーナメントへ勝ち進みました。

リーグ戦終了後は上位トーナメント、下位リーグに分かれて試合を実施。

下位リーグは日本大学、慶応義塾大学Bチーム、理系大学軍団の総当たりで、日本大学が見事下位リーグ優勝を果たしました。

上位トーナメントでは、早稲田大学が東京大学に2-1ゲーム数で勝利。また、慶應義塾大学Aチームも立教大学に接戦の末、2-1で勝利。そのため、3位決定戦は予選のリーグ戦でも対戦した東京大学 vs 立教大学という結果に。リーグ戦で惜しくも敗れた東京大学はリベンジを果たすべく強い気持ちを持って挑みましたが、1勝1敗で迎えた3本目で惜しくも逆転を許し、立教大学が3位入賞を決めました。従って、立教大学が来年のシード権を獲得!そして優勝を決める上位トーナメント決勝戦は、早慶戦に!どちらも譲らず、負けられない戦いを最後に制したのは慶應義塾大学Aチーム。

慶應義塾大学が、2年連続でチャンピオンの座を獲得しました!

優勝したチーム慶應

2023年度パデル日本代表メンバー発表

2月5日のJPA awards 2022にてパデル日本代表メンバーを発表いたしました。
2名の選手が初選出となりました。2023年度はアジアカップが行なわれる予定です。(開催地未定)

男女ともにアジアカップ優勝に向けて、心技体の強化に向けて活動いたします。

代表監督、コーチ、メンバーは以下の通りです。

代表監督、コーチ、スタッフ

総監督:高松伸吾
総ヘッドコーチ:前田直也
男子代表ヘッドコーチ: 前田直也
女子代表ヘッドコーチ:アシエル・ガゴ
ヒッティングコーチ:村澤智明
フィジカルトレーナー:宮﨑吉朗
メンタルトレーナー:下圭太朗
サポートスタッフ:サーカー壽梨

男子代表メンバー

畠山 成冴
平 レオン オリリアス
日下部 俊吾
加藤 翼
冨中 隆史
富田 一輝
中村 進之介
安藤 輝明
五味 亮将
久留 広平
友田 圭祐
*荒川 真夏
柳谷 宣達
*横山 輝

女子代表メンバー

沓名 舞子
山田 梨央
北尾 亜希
小澤 琴巳
徳本 佳恵
塚本 早紀
瀧田 瑞月
奥永 陽菜
吉元 さやか
現王園 遥
三砂 春奈
佐藤 千文

*初選出メンバー

なお、代表選手の枠は男子16名、女子16名であり、今後、諸事情により追加招集や変更になる可能性がございます。また、アジアカップへの遠征メンバーについては、大会日程が決まり次第発表させていただく予定です。

今年度の目標

男女ともにアジアカップ優勝

そして、2024年に行われるアジアアフリカ予選、世界大会に向けて心技体の強化に取り組んでまいります。

​上記達成に向けて、JPAは代表メンバーとともに全力で取り組んで参りますので、ご指導・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

ジュニア日本代表 ドバイ遠征

2023年2月26日(日)に、パデルジュニア日本代表とジュニアUAE代表がUAEのNAS Sports Complexにて国際親善試合を戦いました。本試合は日・アラブ首長国連邦(UAE)外交関係樹立50周年を記念して開催され、試合当日はUAEパデル協会会長、在ドバイ日本総領事に加えて、在ドバイ日本人の方々やドバイのパデル関係者が多数出席しました。

試合は日本パデル協会公式YouTubeにて配信され、再生回数は1500回を超えました。

本遠征の参加メンバーは2022年度ジュニア日本代表から選出し、14人の選手(うち女子選手4人)が参加。2月24日の夜の便で日本を出発し、27日には帰国を果たすというハードスケジュールの中で実行されました。

国際親善試合は2月26日 10時~14時(UAE時間)でNAS Sports Complexにて開催されました。本会場は2021年にパデル日本男子代表がアジア・アフリカ予選を戦った会場です。試合当日はUAEパデル協会会長、在ドバイ日本総領事に加えて、在ドバイ日本人の方々やドバイのパデル関係者が多数出席しました。親善試合本番では数多くのレベルの高い試合内容が見られ、日本では今までなかなか見ることのできなかった場外プレーなども生まれました!

親善試合の他には、TopSpin Sports Centreにて在ドバイのインド系ジュニアと練習試合を実施したのに加え、

2022年にオープンしたばかりのDanube Sports Worldにて在ドバイ日本人パデルクラブの方々との練習も行われました。また、World Padel Academyという名のUAEのパデル施設の見学も実施し、遠征に参加したジュニア選手は2日間丸々パデル漬けの日々を過ごしました。

新施設情報 パデル東京ミズマチがオープン

1月21-22日にパデル東京ミズマチがオープンいたしました。

東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅から徒歩1分、東武線 押上駅から徒歩5分、都営浅草線 本所吾妻橋駅から徒歩5分という都心でアクセスのよいパデル施設が待望のオープンいたしました。

オープニングではプレ含め3日間で代表選手を含めスタッフ総勢40名がサポートし、来場客数が1020人、記者発表会にメディアが16社訪れ、大きな反響を呼びました。

マイナー競技認知度爆上祭参加!

3/19-21に日本薬科大学で行われたマイナー競技認知度爆上祭にパデルも出展させていただきました!昨年に続き2年連続の出展!

多くの方にパデルを体験していただく良い機会となりました。そして他にも出展していた多くの競技との交流の機会となりました。

お越しいただき体験いただきお話しいただいた皆様、ありがとうございました。

「Padel Tips by 庄山大輔(日本パデルアカデミー)」

パデルのテクニックを上達させていく順番は以下の通りです。①自分の打ったボールを相手コートに入れることが出来る
②自分の打ったボールをコントロールしながら相手コートに入れることが出来る
③自分の打ったボールをコントロールしながら、回転を掛けて相手コートに入れることが出来る
④自分の打ったボールをコントロールしながら、回転を掛けて速いボールで相手コートに入れることが出来るこの順番を守るとテクニックの基礎の部分がしっかりするので長い間パデルが楽しめます。今回で私のコラムは最後となります。
これまでお読みいただきありがとうございました。
庄山大輔

会長中塚浩二コメント

いつも沢山の応援をいただき誠にありがとうございます。新年度を迎え、身の回りの環境が変わったパデラーも多くいると思います。特に外国からの入国緩和の動きにより、多くの問い合わせが頂くことが増えました。不思議な現象で、コロナ禍前に日本に滞在されている外国籍の方はパデルの認知はあまり知らないのですが、現在、海外(特にヨーロッパ)からいらっしゃる方はパデルを知っており、この2~3年でどれだけパデルが普及したのか一目瞭然です。
それを象徴するように、2022年末にはスペインでは、パデルがサッカー人口を超えたというニュースになりました。パデルは老若男女を問わないので、インバウンドとしての需要にも適しており、今後日本で国際大会を開催することも視野に入ってきました。国境を越えて、パデルを楽しむ!これがスポーツの力です。こんな未来をみんなで創っていきましょう!

メディア情報・広告価値換算

2023年1月1日~3月31日までで「パデル」「padel」の記事が計552記事(パブリシテ44、パブリシティ転載130、原文転載378)掲載され広告価値は31,352,015円でした。

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