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自分ってどんな人なの?

自分のことをわかっている人は、果たしてどれだけいるのでしょうか。
わかっているようで、実はよくわからないのが自分なのです。

ふとした機会に身近な人から指摘されて、初めて自分のクセや欠点に気付くという経験は誰にでもあるでしょう。
私たちは他人との関わり合いの中で、自分を客観的に判断し、成長させることができるのです。

アメリカの心理学者ジョーとハリーによって考案された「ジョハリの窓」は、潜在的な自己を発見するためのツールとして有効です。

まず、自分の心の窓をのぞき込んでみてください。
その窓には四つの仕切りがあります。

一つは(A)自分も他人もわかっている部分、もう一つは(B)自分は知らないが、他人がわかっている部分、三つめは(C)自分はわかっているが、他人は知らない部分、四つ目が(D)自分も他人も知らない部分、です。

(A)の領域は自分だけでなく他人とも共有している、解放された自己の特質です。つまり、周りの人たちが「あの人はこんな人」と認識している性格です。
この領域が広がれば広がるほど、自分自身が知らなかった盲点が少なくなることになります。
そのためには、自分を隠さずに積極的に出していかなければなりません。

(B)や(C)の領域が小さくなればなるほど、未知の領域である(D)の部分に脚光が当たるようになり、自分でさえ気づいていなかった潜在的な自己が発見できるようになるでしょう。

私たちは周囲の人々との交流を通じて、努めて自己領域を解放していくことで、自分自身もより深く”自分”が理解できるようになるというわけです。

まさに他人は自分を映す鏡といえるでしょう。

婚活で自分の魅力を最大限にアピールするために、まず自分を知ることから始めましょう。