Larkを検証してみて、弊社も導入を決定した話
はじめに
あるネットワーキングでお会いした方にLarkを勧められ、昨日時間があったので使ってみました。そしてLarkの素晴らしさに気づきました。
また、これも昨日ですが以下のnoteを書きました。
要するにZapierを使ってメジャーサービスを繋げることで業務効率化しようよといった記事です。ただ、なんだかんだでZapierは全て英語サービスで、私がレクチャーしたそれなりにITツールに詳しい経営者も一発では理解できていない印象でした。そのため、連携をするのであれば、最初から連携されているLarkを使う方が良いなと感じました。
Larkとは?
Larkとは、業務で必要な多くのツールが1つになったオールインワンプラットフォームです。具体的にはチャット、ドキュメント、メール、カレンダー、ビデオ会議、ワークフローなどなどです。
また、Lark内でも拡張アプリがあり外部アプリとも連携できます。
以下の方はLarkアンバサダーのツイートですが、この画像のように多くのアプリが1セットになっています。
一つのアプリになっていることで、連携が非常に簡単になります。チャットからMTG予約できたり、フォーム入力結果をチャットに送ったり。そのようなことはこれまで外部ツールの連携が必要でしたが、Larkは一つのアプリでできるため、そのようなことが誰でも簡単にできます。
価格も安い
ビデオ会議時間やストレージに満足できるのであれば、無料で50人まで使えます。Proプランでも1ユーザー1420円です。
なんだかんだ、各種ツールも高くなっています。複数アプリを使えば連携のための作業費用も必要です。例:Slack:1ユーザー900円 or 1600円
そのため、既存ツールをすべて解約してLarkに移行する選択は大いにありだと思います。
Larkの特に気に入っている機能
リアルタイム翻訳
チャット・ビデオ・ドキュメントのリアルタイム翻訳ができる機能です。特にチャットはこれを待っていたと感じるほどの機能です。
私は海外エンジニアの採用支援を行っていますが、日本企業は英語を使えない人がメインです。今だとDeepL、Google翻訳もかなりの精度になりましたがチャットごとに翻訳ツールにコピペするのは1回のコストは大したことありませんが、継続的には膨大な作業コストになります。
Larkでは、チャットの中に原文と翻訳された内容が両方出る部分が素晴らしいところです。日本人の多数が英語ができないとはいえ、あまりに見当違いの英語であれば事前に気づきます。翻訳精度が上がったとはいえ、まだ100%には届かないわけなので、翻訳された文章だけが出ることは望んでいなく、両方出て欲しい。それが実現されています。
海外人材とのMTGでも翻訳がリアルタイムで出るため、なんとなく理解の英語と翻訳された日本語字幕を見ることで、通訳に1から教えてもらうよりも、ある程度の内容のあたりをつけた状態で聞けるので、理解力が違います。
また、私たちは日本語が分かり、英語が少しできるレベルですが、海外人材の場合は日本語が一切わかりません。そのため、日本人が日本語で話している際に、英語字幕が出ると同じように理解の助けになります。
Airtableのような機能が実現できるBase
Baseはビューの変更、フォーム連携、それに伴うさまざまな自動化ができる機能です。詳細は以下。
そのため、Zapierなどで連携する必要がなくなります。
生産性効率化のためにLarkを使おう。
生産性とは、アウトカム / コストで出すことができます。
アウトカムとは、価格につながるアウトプットです。アウトプットを何でもすれば良いわけではなく、組織上求められているアウトプットがアウトカムです。
コストを大きく分けると、直接費と間接費です。直接費は売り上げを出すために必要なコストです。間接費は売り上げに直接つながらないコストです。
ITを使って、社内業務を自動化することで間接費をまずは下げることができます。定型的なやりとり、作業承認フローを自動化することで人件費をより直接費に振ることができます。
現代では、Zapierをはじめとするツール連携サービスがあるとはいえ、ITに詳しい人しか実際のところ使えていないのが現状です。
であるならば、Larkを導入してしまった方がZapierを使ってやりたかったツール連携、作業自動化ができます。また単純なツールに払っていた費用も抑えることができます。
そのため、生産性効率化のためにまずは社内でLarkを導入することをお勧めしたいと思います。
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