今週のインバウンドニュース12/13~12/20
2020年12月13日〜12月20日のインバウンドや観光に関するニュースをまとめてお届けします！
HIS､初の赤字で漂う｢旅行の店頭販売｣の限界
新型コロナの拡大前から課題だった市場の変化
HISの2020年10月期決算は売上高が4302億円（前年同期比46％減）、営業利益は311億円の赤字（前年同期は175億円の黒字）となった。当期純利益も250億円の赤字。最終赤字転落は2002年の上場以来、初めてのことだ。主力の旅行事業は売上高が3596億円（前年同期は7224億円）とほぼ半減。営業利益も211億円の赤字（同137億円の黒字）となった。海外旅行の取扱高は2～4月に前年同月比38.6％に激減。5～7月は同1.3％、8～10月に至っては0.8％だ。各国で入国制限や渡航制限の措置がとられ、企業として需要喚起に向けた取り組みすらできない状況だった。
旅行業者へ、代金の50％を補償
年末年始の経営影響に配慮
Airbnbが2025年末までに社員の20％をマイノリティにする目標を発表
2025年末までに、Airbnbは米国の社員の20％を過小評価されているマイノリティの人にする目標だ。ここには米国先住民、アラスカ先住民、黒人、アフリカン・アメリカン、ヒスパニックあるいはラテン系、ハワイ先住民、太平洋諸島の住民が含まれる。現在、同社における過小評価されているマイノリティ社員の割合は12％にすぎない。
政府 ＧｏＴｏトラベル延長に１兆円計上へ
国内の主要旅行47社の総取扱額66％減、10月はGoTo効果で前年6割まで改善、パックツアーの回復顕著に
観光庁が2020年12月18日発表した主要旅行業者47社・グループの旅行取扱状況（速報）によると、2020年10月の総取扱額は前年同月比65.7％減の1556億193万円だった。新型コロナウイルスの影響で海外旅行、外国人旅行は依然として壊滅状態だったが、政府の観光支援策「GoToトラベル」の効果で国内旅行は回復傾向がみられた。
さいごに...
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