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輪島復興のためにウルシを植えましょう

この度、能登半島地震で被害を受けた輪島市をはじめ、広範な地域が甚大な被害を受けました。改めて心からお見舞いを申し上げます。

特に当社とも関わりのある輪島の漆職人・作家の方々が、自宅や工房を失い、貴重な漆や材料、設備も失ってしまいました。貴重な国産の漆が樽から床に流れ出た映像はショッキングでした。

完全な復旧や復興には長い時間がかかると思われます。
当社では輪島の人々が再び安心して国産漆を使用できる環境を整えるために力を尽くしたいと考えています。国産漆が不足している中、すぐに支援できることではないのですが、10年後、100年後に絶対必要になることです。

もともと当社は創業以来ウルシの木を植えてきましたが、漆の木を植え、育てる取り組みをさらに加速したいと考えています。

日本全国にはウルシの木の植栽に適した土地が多くあります。しかし、ウルシは発芽率が低く、育てることが非常に難しいとされています。それでも、多くの方々が参加すれば、成功の確率は上がります。さらに、発芽率を高める最新の研究成果を参考にすることもできます。

そこで、皆様にお願いがあります。ウルシの種から苗木を育て、この輪島の復興のためにご協力いただけないでしょうか?それは日本中の漆産業にとって安心材料ともなります。

お持ちの土地で成木まで育てられる方、またはプランターや植木鉢で苗木まで育てられる方は、ぜひこの機会に挑戦してみて欲しいと思います。当然かぶれの可能性はありますが、これまでも多くの方がチャレンジしてくれています。

日本航空さんと共同で取り組んだ時には、役員の方々はじめ社員の多くの方に取り組んでいただきました。

また、ウルシの種の売上の一部を輪島の復興支援のために寄付したいと思っております。

私たちの小さな行動が、輪島の漆職人の方々の未来、そして日本の伝統工芸の継承に大きな一歩となるでしょう。一緒にこの美しい伝統を守り、育てていきましょう。

ウルシの種はこちらから購入できます!
https://japanjoboji.thebase.in/items/20536576

国産漆を育て後世に継承するための活動を行っています。ご支援をよろしくお願い致します。