8.退職の決定打。
みなさんおはこんばんちは。
さきとです。
前回はPG研修期間の中で巻き起こったことについてお話ししました。
今回はその続きです。
1、社宅の状態
同期が社宅に住んでいるというお話ししはしましたが、その環境について補足です。
社宅はルームシェアできるような3LDKで一部屋に2段ベッドがありました。(個室に鍵はなし)
そして社長と上司は鍵を持っていたそうです。
共用部に私物を置いていると注意されたそうです。(事前の説明では、突然住人の許可なく訪問することはないとのことでしたが守られてはいませんでした。)
またこの物件、社長の家の隣でベランダが繋がっていたんです。
なので、
休日もお子さんのこもりや家庭教師がわりとして面倒を見たり、
平日も「何時に帰ってくるの?」という社長のLINEに返信してご飯を一緒に食べたり、、
宅配ボックスが壊れているからという理由で荷物は社長宅に届くよう設定をするよう指示をされ、届いたものは無断で開封されていたようです。
このような日々に、同期は
「24時間ストレスが溜まり続けている」
と漏らしていました。
2、家賃問題
そんな社宅だったのですが、
初任給が5月末だったので、家賃の支払いも給料日に社長に手渡しということになっていました。
が、
ある日、同期がLINEを開くと、社長からメッセージが。
「GWに子供と家族旅行に行くから息抜きをかねて一緒に行こう」との内容だったそうです。
(社長は二人の男の子のシングルファザーでした)
(もちろん)丁重にお断りの旨を伝えたそうです。
「お誘いは嬉しいのですが、あいにく友人との予定が入ってしまいました。」
せっかくの連休ですし、気持ちは嬉しくても旅行に行って気が休まるはずもないので、納得の回答だと私は思いました。
だったのですが、
その返答をしてから、社長の同期に対する態度が一変。
「友達と遊ぶ金があるんだね。」
と面と向かって言い放たれたらしく、
その数日後、
「4月分と5月の前払い分、そして火災保険料まとめて4月末に支払うように」
という指示が上司からあったそうです。
涙ながらに話してくれた同期に対して、私はなんと言葉をかけたら良いかわかりませんでした。
ですが、
「この状況下で雇ってくださったことには感謝しているが、上京してきて働き始めで余裕があるわけでもない新入社員に対する言動ではない。」
とはっきり思いました。
第一当初の約束と違いますし、
会社としてという以前に人として信頼できなくなっていました。
「尊敬する人もいない、会社の利益に貢献したいとも思えない。」
そう感じてからは、知り合いの会社員をはじめとする社会人の人にたくさん話を聞いていただき、どれだけ社会から外れた組織なのかが浮き彫りになってきました。
そこでついに同期も洗脳から目覚め、そしてお互いの身体にも異変が出てきたことを自覚した時、
私たちは辞職に向けた準備を始めたのです。
3、さいごに
今回は退職までの前段階であった出来事についてお話ししました。
新入社員、新社会人ですと、
「学生気分で仕事を舐めていたのかも」
「自分が至らない点ばかりで、注意してくれる人がいるのはありがたいことだ」
「指摘を素直に受け入れられない自分は社会不適合者なのではないか」
こんな考えを抱く人もいるのではいでしょうか。
私がそうでした。
原因自分論で、自責で考えていました。
ただ、ある程度はそれでいいのですが、あくまでそれが通じるのは正常な環境です。
あなたを大切に思ってくれる大切な人が心配してくれた、それが複数人だった場合にはその考えは一旦置いておいて、
第三者的な目線で客観視してみてください。
また、その行動が自分のこれからの成長に本当に繋がるものなのか。
それもじっくりと考えて欲しいのです。
そこで踏ん張れないと、
どんどん考えることができなくなってきます。
どうかそうなる前に、SOSを出してください。
次回は私が出したSOSについてお話しします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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