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江戸切子の工房訪問をまとめてみました。

今の商売を始める前に数多くの工房を周り、イベントに参加し実際に数百の江戸切子を見て回って素晴らしいとほれこんだのが山田硝子さん。

先日工房にて作業シーンを撮影させてもらいました。

土曜日にもかからず丁寧に対応いただきお世話になりました!

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撮影開始!

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作業の手を止めていただき撮影

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こちらは作業風景を真横から撮影中の様子。

これらの撮影動画を編集した動画が以下です。

撮影編集は知人の”江戸切子ファン”のAさんです。彼とは江戸切子会を一緒に開催するほどでしたので両者にとって念願の工房での撮影となりました!


山田硝子紹介ページはこちらです。


山田硝子【 江戸切子 】のご紹介。

伝統的工芸品にも指定されている江戸切子には、さまざまな特徴をもつ多くの工房があります。そのひとつが墨田区に工房を構える「玻璃匠 山田硝子」。三代・80年続く江戸切子の工房です。

その魅力は繊細な直線と柔らかい曲線で描きだすオリジナルのデザイン。ガラス表面を薄く削る花切子の技法も合わせ、伝統紋様に新しい感性を入れた独自紋様の江戸切子や、日本を象徴する桜や富士山を描きだしたグラスなどを世界に向けて発信しています。

当社も発信をご一緒させていただき、中国の展示会に両者で参加したり、当社オフィスでの体験会を実施したりしています。

山田硝子の特徴である切子と花切子の技法。その原点にあるのは、明治時代にカットガラスの技術をイギリスから伝えた、カット技法の職人、エマヌエル・ホープトマンという方です。

彼が教えたのは研磨用の回転盤にガラスを押し当てて、繊細で優美な模様を彫刻するグラヴィール技法。この技術をホープトマンに学んだ一人が、80年の歴史を持つ山田硝子のルーツ・山田栄太郎氏だったという。

受け継いだグラヴィール技法にヒントを得て生まれたのが、山田硝子の特徴の一つにもなっている江戸花切子の技法だ。花切子と特徴はガラスの表面をごく浅く削る技法。柔らかい曲線で草花や風景を描き出すのに長けています。

「山田硝子は、江戸切子と花切子、両方の技術を駆使する職人を有した数少ない工房」と話すのは、三代目の真照氏。二つの技法をあわせた江戸切子は大胆さと繊細さ、直線と曲線が混在する独特の世界観を作り出す。

江戸切子紹介ページはこちら


細い線と力強く滑らかな曲線が絶妙に組み合わさって刻まれたグラスを見たとき、どんな人がこんなデザインをするのだろう、と気になっていました。うねる曲線に感じる色気や玉繋ぎ文の繊細さ。だから、お会いして、とつとつと作品を語ってくれた三代目の無骨さに驚かされたのを記憶しています。

「世界が注目する、山田硝子の江戸切子」の第一歩。日本工芸堂として、その挑戦を応援していきたいと思っています。






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