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うつ病人、コロナ患者を看病する その後

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年末、夫がコロナに感染した。
本当は年末年始を私の実家で過ごす予定だったが、キャンセルした。
予定していた帰省の日程だと自宅待機期間はぎりぎり明けていたのだけれど、夫の体調も、実家の両親や祖母のことも心配だったからである。

そんなわけでこの年末年始は、夫と2人で家で過ごすことになった(ちなみに私は家庭内感染せず今に至る)。

私の年末年始といえば大晦日に親戚で集まってわいわいパーティーをして、そのままみんなで年越しというのが毎年の流れだったから、こんなに静かでゆったりした年末年始は初めてだった。

元々休みの日は自堕落な生活をしている2人。年末年始もそれは変わらず、起きたいときに起き、食べたいときに食べ、寝たいときに寝ていた。

大晦日には焼肉を、元日にはお寿司を用意して2人でパーティーをした。
なんだかんだ言いながらも紅白を見たり、ちょっぴりお酒も飲んだりした。
初詣にはちゃんと元日の午前中に起きて行けたのに、次の日の箱根駅伝は寝過ぎて見逃してしまった。
格付けチェックとスポーツ王を笑いながら見た。

美味しいものを食べたくらいで特別なことはなかったけれど、なんだかとても幸せな年末年始だった。
今の私にはこんなゆったりした過ごし方が合っていたのかもしれない。
心なしか体調もよかった。

今年も夫婦2人で笑いながら過ごせたらいいな。

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