おおきく振りかぶって~西浦ナイン再出発編~
おお振りアニメの時系列ざっくり紹介
シーズン1
西浦高校野球部始動
三橋の母校「美星学園」との練習試合
夏の大会:昨年の甲子園出場校「桐青高校」との初戦
シーズン2
夏の大会:崎玉高校との3回戦。公式戦初のコールド勝ち
夏の大会:美丞大狭山高校との5回戦。徹底的に研究された西浦高校
美丞に敗れた西浦ナイン。三橋の決意とチームの向かう先
内容を詳しく知りたい方はアニメを見たり他の方の解説ブログを覗いてみてくださいm(__)m
特に桐青高校との対戦は、主人公の三橋の成長や野球の面白さを感じることができてかなり見ごたえがあるのでおすすめです!
おお振りを見ていくうえで、
「主人公の『三橋』は9分割のコントロールを持っていて変なストレート(まっすぐ)を投げるピッチャー」
「西浦高校は公立高校で、三橋たちは野球部の1期生」
「桐青高校との初戦でジャイアントキリングを起こした」
「西浦高校は初出場・全員1年生のチームにも関わらず埼玉の夏の大会でベスト16入り」
「左投の本格派ピッチャー『榛名』の存在」
最低限ここら辺の知識があれば、楽しく原作を見ていけると思います!
西浦ナイン目標決め
結論からいうと、西浦ナインの目標は「全国制覇(甲子園優勝)」です。
前向き人間すぎる田島だけではなく、三橋が甲子園優勝を掲げたことに、触発されたようでした。
目標が「全国制覇(甲子園優勝)」に決まったことで、モモカンは「それ相応の覚悟をもって野球に取り組もう!」「今から優勝までの時間を全部野球に使う。それがそれ相応の覚悟だよ」とみんなに言います。具体的には、通学中は足腰のトレーニング、授業中は集中力を鍛える、移動教室は体重移動を意識する、などなど…。
個人的にはモモカンは甲子園で優勝するために「常に野球のこと考えて自分をムダなく成長させていく」ことが大事だと考えているように感じました。この考え方は野球以外にも通ずる部分がありますよね…!
目標も決まってさっそく練習が始まるのか!と思いきや…
なんと、人生の目標とスポーツの目標について書くトレーニングが始まります。夢のような目標、最低限度の目標、50年後・1年後・今月・今週・今日の目標などの16項目が人生およびスポーツの目標ごとにあり、計32マスの記入欄を10分で埋めるという内容です。これは、やる気を高めるために行われるメンタルトレーニングの1つのようです。
10分で書き終えることができたのは、田島、西広、栄口の3人だけでした。そこで、沖君が「でかい目標に向かっていきたいとやっと思えたので、最初からつまずきたくないから時間をください」とモモカンに言います。まさか小心者の沖君がでてくると思わなかったので感動しました。
自分の目標がイメージできない三橋は白紙のまま、モモカンに用紙を提出します。自分ことになると未来のビジョンが見えなくなる三橋…今後の成長に期待したい!
怪我をした阿部…代わりの正捕手は??
おお振りを知っている方なら予想がつくでしょう!
そう、センスの塊「田島くん」です!
とは言っても、4番打者をしながらキャッチャー、さらには三橋という扱いにくい投手とのバッテリー…ぶっちゃけ、田島の負担が大きすぎますよね。
なので、最終的に正捕手は田島、サブ捕手として花井という形に落ち着きました。
ちなみに公式戦は、新人戦と秋大があるのですが…
阿部の怪我は秋大までに完治するかどうか…。って感じなので、その前に行われる新人戦には確実に間に合いません。
それでも、どうしても阿部に投げたそうにしてる三橋。そんな三橋に「新人戦は阿部はいないから!お前ら2人だけで野球やってるわけじゃねーんだぞ」と田島がはっきり言います。この本音で話す感じが本当に田島なんですよね笑
その後、田島と三橋は「新人戦は俺らで優勝して、秋大のシードをとろう!そしたら秋大では阿部がいる状態で試合ができる!」と意気込みます。
一方、田島の底知れないすごさに圧倒されるキャプテン花井。
ついついモモカンに「4番とキャッチャーを両立するのはきつそうだから、俺が捕手をすれば…」と言ってしまうんですよね。
そこでモモカンは「結論が違う!『俺が4番を打つ』くらい言うかと思った!」と花井に激をいれます。
当たり前のように自分を田島の下において成長に蓋をしている花井に対して、どれくらい成長できるかなんて誰にもわからないことに気がついて蓋を破ってほしいと思うモモカン…。
田島と花井の関係性と、その2人に切磋琢磨して成長してほしいと願うモモカンの想い。間違いなくおお振りの魅力の1つです。あれ、2つかも?
まとめ
ここまでが15巻までの主な内容になります!
西浦高校野球部の向かうべき先は「甲子園優勝」と、阿部がいない間の捕手は田島!という内容でした。
ここで、おお振りのコミックスについて少しお話します。
コミックスを見ると、おおきく振りかぶっての作者のひぐちアサさんはものすごく野球が好きな方なんだなと感じることができます。
なぜなら、巻末に書かれているおまけに細かい野球のルールや取材での出来事を詳しく書いてあることが多いからです!それに加えて、かなりの文量の解説や説明を手書きでされているので、熱量がとても伝わります。
他にも、西浦ナインの小話や家の間取りなど、キャラ設定に関わる内容が書いてあることもあるので、ぜひ一度見てみてください✨
ちなみに、15巻は阿部家の間取り、メンタルトレーニングについて、15巻までの時間経過の流れについて書いてありました。
次回
次回からは、夏合宿です。
15巻の最後の方で、三橋と阿部はモモカンから
「合宿中の朝ごはんは2人で作ること」
「合宿中の阿部の通院には三橋もついていき怪我の経過について聞くこと」を課されました。
野球以外の会話は全くかみ合わない阿部三橋バッテリー、一体どうなるのでしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?