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【東大生活動家🍊🌏❤️】 vol.9-2 チャン

自己紹介記事〜後編〜

みかんのテーマパーク、LOVEみかんランドからこんにちは!
スーパーみかんブラザーズのチャンです!
よろしくお願いしマンダリン!!

ということで、今回は、自己紹介の後編です!
前編では、私の経歴経歴を形作る私のソースオブエナジー3つの挫折
についてご紹介しました!
そして後編では、なぜ挫折を経験してもソースオブエナジーに注力できるか、その理由を私が経験した3つの恐怖を元に紐解いていきたいと思います!
では早速本編へと参りましょう!

仲良しなチャンとトミー

私が体験した3つの恐怖とは?

皆さんは生まれてこのかたどのような恐怖を体験しましたでしょうか?
「先生に叱られる」「自転車で転ける」「お化け屋敷でお化けに脅かされる」
などは常連の恐怖ではないでしょうか?

もちろん私もお化け屋敷の恐怖以外は経験済みです。
しかし、私はこの若さでは中々経験したことのないような恐怖を経験していると思っています(その程度で恐怖かい!と思われた場合は申し訳ないです笑)。
では、その恐怖とは何か。
それは

1、両親の離婚を通して経験した「永遠の愛は無い」という恐怖
2、仕事のクビを通して経験した「お金がなくなり路頭に迷う」という恐怖
3、自分を大切にしないことを通して経験した「心は壊れ死は突然訪れる」という恐怖

これらの3つの恐怖についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1つ目の恐怖:「永遠の愛はない」という恐怖

どのような経験をしたのか

私が中学3年生の時に、両親が別居し、高校卒業と同時に正式に離婚が成立しました。なぜ別居し離婚することになったかについては割愛しますが、前向きな理由では無いことは確かです。
 皆さん、もし両親が離婚した場合どのような感情になるでしょうか?悲しいとか辛いとかそのような感情が浮かぶと思います。
 しかし私の場合はそのような感情よりも先に「楽しみ」という感情がありました。というのも離婚する前は様々な決まり事でいっぱいでかなり窮屈な生活をしており、離婚によりそのような生活から解放されるからです。そして実際に窮屈さからは解放されて自由な暮らしができるようになり、とても楽しい思いをすることができました。ただ、それだけでは離婚というものは済まされません。

なぜ恐怖を感じたのか

それは別居後の両親のやり取りの様子を見ていたからです。
別居してからは離婚調停というものをやっていました。離婚調停では、養育費をどうするかだったり財産分与をどうするかといった金銭関係や親権などについて話し合います。
これまでは「お互いに支え合い家庭を作り上げていく」両親しか見たことがなかったので、離婚調停を通じた「家族愛というものを差し引いてお互いの利得になるように議論する」両親を見て、「なんだよそれ」と虚しい気持ちでいっぱいになりました。もちろんお互いに生活がかかっているので仕方がないものですが、「両親は永遠に愛し合っている」という価値観しか知らなかった私は、人間の愛は虚構であることや、人間関係の脆さに恐怖を覚える運びになりました。

2つ目の恐怖:「お金がなくなり路頭に迷う」という恐怖

どのような経験をしたのか

私は、大学を休学し有給のインターンに参加しておりましたが、そのインターン先を3ヶ月で首になりました。
首になった主な理由としては、ビジネスマンとしての経験が足りなかったことが挙げられます。寝坊をしてしまったり失言をしてしまったりなどです。これらの失敗を受けてなんとかその癖が無くなるよう、睡眠習慣を整えたり失言に気をつけたりしている最中でございます(それでも失言などによって傷つけた方には申し訳なく思っています)。

なぜ恐怖を感じたか

仕事を首になったこと自体は相当心にダメージを与えましたが、私の置かれている状況がその気持ちを増幅させました。
どのような状況に置かれていたかというと、両親が離婚していて家計に余裕がないということと、休学により奨学金がストップしていることが重なったことが原因で、家賃と生活費を自分で賄わなければいけないという状況です。
社会人の方や一部の学生さんの方は、もう既に自分で家賃と生活費を賄っていらっしゃいますが(尊敬しています)、半年前まで家族のもとでぬくぬくと育っていた私からすると、とてもハードな状況でした。
そのようなハードな状況により、来月からの生活が危うくなるというとんでもない未来が予見できてしまい恐怖を覚える運びになりました。

3つ目の恐怖:「心は壊れ死は突然訪れる」という恐怖

どのような経験をしたのか

2023年11月、私の心は壊れました。(※専門家の助けと親の支えによって回復傾向にあり、心から元気な自分を取り戻しつつあります。)

いろんな失敗や困難を乗り越えてきた、前向きで明るい自分がまさかこのようになるなんて微塵も思っていなかったので、自分でも中々受け入れ難いことでした。
2023年10月から大学に戻り、慣れない難しい授業に取り組み、新進気鋭のスタートアップで一生懸命働き、愛媛や静岡といったみかんの産地に出向いてみかんの収穫をし、駒場祭の企画代表に頭を悩ますということをやってきて、自分の中では楽しく充実した時間を送っているつもりではありました。
しかし人間には多面性があります。世間の前で見せる自分や友達に家族に見せる自分や自分にしか見せない自分…などなど良くも悪くもありますよね。
その傾向が特に、それはやはり幼少期の育った環境が大きいとは思いますが、私は強いように感じます。
そして忙しい時間が続き、自分にしか見せない自分がなりを潜めていて、世間や友達の前にしか見せない楽しんでいる自分しか見えなくなっていました。自分にしか見せない自分が悲鳴をあげていることに気付きつつも見て見ぬふりをして、とにかく現実と一生懸命向き合っていました。

なぜ恐怖を感じたか

結局のところ、悲鳴の蓄積により心が壊れて三途の川を渡りかけたわけですが、もちろんその事実に恐怖を覚えています。しかし、心が壊れたことがその一瞬では終わらないところが恐怖を増幅させるのです。
つまり、「今後も厳しい現実に直面したら心が壊れて三途の川を渡ってしまうんじゃないか」という十字架を未来永劫背負わなければいけないということです。そこに私は強い恐怖を感じています。

恐怖がどのようなことをもたらしたのか?

私は「愛に対する恐怖」「お金に対する恐怖」「死に対する恐怖」を強烈な体験から肌で感じたわけですが、これらの恐怖のおかげで人生の学びを3つ得ることができました。

1、強烈な恐怖がどのようなものか分かっていたら恐れずに対処できること
2、現実に期待しすぎなければ挫折も怖くないこと
3、恐怖を感じる対象を通じて、社会に必要なことは何か分かったこと

1、強烈な恐怖がどのようなものか分かっていたら恐れずに対処できる

人間はわからないことに対してことさら恐怖に持つのではないのではないでしょうか?一方で、どんな恐怖でもその恐怖を体験して中身を知っていたら恐れずに対処できるのではないでしょうか?特に、恐怖に直面しその対処をしたことがあれば、その傾向はなおさらだと思います。
その点、私は大変不本意なことですが「愛に対する恐怖」「お金に対する恐怖」「死に対する恐怖」といった、人間が直面する最も大きな恐怖を既に体験しています。その体験によって私は「永遠な愛がない現実」「お金がないと生きていけない現実」「死ぬことが身近な現実」を学ぶことができ、その現実に対する対処も実施することができました。

2、現実に期待しすぎなければ挫折も怖くない

人間が失望する瞬間は様々なあると思いますが、期待通りにならなかった瞬間が一番失望するのではないでしょうか?いわゆる期待値の調整のミスっていうやつですね。実際に私の場合も「愛に対する恐怖」「お金に対する恐怖」「死に対する恐怖」を感じたのは「永遠の愛」「安定した生活」「丈夫な心」という期待があり、その期待が崩れ去ったからです。
前編では挫折をしながらもソースオブエナジーを持ち続けていることをお伝えしましたが、その背景として「現実に期待しすぎていないこと」があるのかもしれません。

3、恐怖を感じる対象を通じて、社会に必要なものは何か分かった

「なぜ人は快適な睡眠を求めるのか」「なぜ人は美味しいものを食べたがるのか」「なぜ人は恋をするのか」「なぜ人は仕事をするのか」「なぜ人は笑うのか」などを考えた時に、「ただ生きるため」ではなく「幸せに生きるため」と答えが推測されますが皆さんもいかがでしょうか?
では、「幸せに生きること」が社会全体の命題とする場合、社会に必要なものは「信頼できる愛」「安定した生活をもたらすお金」「人生を楽しむための元気な心」であると実感しました。
もちろん他に必要なものがあると思いますが、私の人生の中で最も幸せが遠のいていた時を振り返ると、特に「愛」「お金」「心」が失われ恐怖を感じていた時であると思います。
だからこそ、私は以下のソースオブエナジーを持ち続けています。

自分たちが住む日本を経済的・文化的・精神的に盛り上げて世界の幸せをけん引できるようにすること

愛媛県様へのご提案 made by チャン

『社会課題を直視し、解決策を見つけ、多くの人に新たな自己実現を創出すること』

さまざまな社会問題の解決策を見つけ、日本の勢いを取り戻したい東大生活動家
【チャンカパーナ・19歳】

最後に

自己紹介の後半では、私がどのようなことを恐怖に思っているかを共有させていただきました。「愛」「お金」「死」に関する恐怖を感じていることに対して、皆さんはどのように感じられましたでしょうか?私自身は、このような恐怖を感じさせてくれたことに対して感謝をしています
というのも、死ぬ間際に自分の人生を振り返った時に何も思い出せることが無いよりかは恐怖でも何でもいいから思い出せることがある方が良いなと思うからです。
そして何より、そのような恐怖は自分を突き動かす原動力となってくれます。
そのような恐怖を2度と味わうことがないよう、自分も社会も支えられるようになりたい、というモチベーションになってくれます。
だからこそ、私はこれからも頑張り続けられると確信しています。

以上で、私の自己紹介を終了させていただきます。
前代未聞の自己紹介になったとは思いますが、まだ始まったばかりです。
これからのチャンの頑張りをぜひ楽しみに見ていただけたらなと思います!
次回は、「どのようなことをやろうとしているか」についてお伝えしますので
ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
おやすみかん!


本記事はJapanXCollegeと共創するLOVEみかんランドのチャンが執筆いたしました。
JXCは変動する社会の中で何が大切なのかを探し求めます。足掻きます。
note記事をまとめた本を出版する予定です。ただ本を出版するだけではなく、手にとって共感した読者が執筆側にまわり、価値を広めることや、ネクストアクションに実際に貢献できるようなエコシステムにしていく計画です。


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