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【もしトラ→ほぼトラ】アメリカ大統領選挙で注目したい株とは?

もしトラ(もしトランプ大統領が優勢になったら)、日本経済にどんな影響があるのかをまとめてみました。

最近では、トランプが優勢ということから、ほぼトラとも言われるようになったので、トランプ当選後に上がると考えられる銘柄にも是非注目したいところです。

今回参考にした動画はこちら↓
個人的に棒読みちゃんが好きなので、このチャンネルでよく勉強させてもらっています。



トランプはどんな姿勢で選挙に臨んでる?

通商政策を変える

トランプは、バイデンが行った通商政策(国際貿易を促進する)をがらりと変えようとしています。

原則として、輸入商品のすべてに10%の関税をかけようとしているとの事。

加えて、ドル高を嫌っているようで、ドル安になるように政策を変更する姿勢を見せている。

そうなると、日本は円高になると考えられる。円高になると聞くと一見聞こえはいいが、ここで注意。

円高になると、株価上昇の足を引っ張ってしまうのです。

現在の株価は、日本の円安に支えられているので、円高になると、株価が下落して、円安になる可能性があるのです。

また、円高になると、現在好調の輸出産業にも影響が出ます。

つまり、トランプが当選すれば、日本にとっては円高、株安のリスクがあるのです。

但し、円高、株安のリスクは、一般市民にとって悪い事ばかりじゃありません。食料や日用品などの面で、出費を抑えられるようになります。

また、円高のスピードにも注意。

輸出量や輸出額が急激に減少していくリスクがあります。そうなると設備投資が落ち込み、景気にダメージを与える場合もあります。

ですので、円高になるスピードにも注目していきたいところです。

もしトラで注目したい銘柄

1,防衛

トランプの第一次政権時、アメリカファーストとなる政策もあり、NATO(北大西洋条約機構)へ一番多く負担金を支払っている。

経済圏の違うアメリカが一番多くお金を支払っている事で、アメリカ以外の加盟国も負担金を拡大させられたという経緯がある。

そしてこれは日本も例外ではない。

日米安全保障条約について、トランプは以下の発言をしている。

「日本が攻撃されれば、米国は第三次世界大戦を戦う。我々は命と財産をかけて戦い、彼らを守る。でも、我々が攻撃されても、日本は我々を助ける必要はない。彼らが出来るのは、攻撃をソニーのテレビで見る事だ。」

日本の防衛関連の銘柄として、注目したいのは、三菱重工だろう。

三菱重工は、艦艇、潜水艦、戦闘機などを製造しており、日本の防衛産業の主要と言えます。

でも、ここで三菱重工の株が狙い目と決めるのはまだ早い。
なぜなら、三菱重工の売上高に占める防衛関連事業の割合は、16%とそこまで大きくないのです。

ですので、今回は中・小型株を上げていきます。

主に、防衛機器メーカーの石川製作所、東京計器、豊和工業や、日本アビオニクス
などがあります。

これらは、前回のトランプ政権時の時も、防衛関連の中・小型株が購入されることから、今回も上昇が期待できるというわけです。

2,エネルギー関連

トランプは、「パリ協定」という、環境を保全するための協定を否定しています。

環境なんか気にせず、石油会社はどんどん掘って、化石燃料を使っていこうという政策を取っています。

世界は、CO2削減など、環境にやさしい取り組みをしているようにも思えますが、アメリカの発言権というのは、そういった世界の流れに逆らうものでも通るほどの強さを持っているのです。

そこで、ここ最近、環境規制などでダメージを受けていた火力発電や石炭関連の企業に注目したいところです。

住石ホールディングスや双日株式会社など。

昨年2023年、ウクライナ戦争から端を発した天然ガスの供給不足などから、エネルギー価格が急騰した。

そして、カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロとするというもの)によって石炭の需要が減ると思いきや、それどころか、やっぱり石炭が無いとキツイということで、石炭価格も上がっている。

石炭価格が上がるという事は、保有している鉱山のメンテナンスや運用費用は変わらないまま、シンプルに売値が跳ね上がっているという事。

つまり、純利益だけが上がっているという事だ。

トランプは大統領に就任し、再び石炭に需要が増えたら、価格上昇が期待できる銘柄なのです。

それ以外にも、火力発電において、世界的に石炭発電が再復旧されれば、発電プラントの活も増加する。そうなると、稼働奇数も増加し、発電プラント設計、製造、保守などの業務を行っている会社も今後伸びてくるであろうと思われる。

例えば、三菱グループのプラント設備商社である西華産業株式会社など。
電力関係でいうと、三菱重工と手を組んで、火力発電や原子力発電の設計にもかかわってくる銘柄なのです。

エネルギー関連で言えば、天然ガスも気になるところ。天然ガスの価格が高騰しているのは、天然ガス大国であるロシアが、天然ガスの供給を、ウクライナ戦争によりストップしているから。

このロシアの資源が再び世界に供給され始めるなら、天然ガスの価格は下落するでしょう。

それを利用した内需系の電力会社は、コストを削減できることになり、業績をさらに上げていくと予想される。

トランプ氏は、「自分が大統領になったら、ウクライナ戦争は24時間で終わらせる」と言い切っています。(どうやってかは知らない)

ウクライナ戦争の終結に積極的との事なので、天然ガスの供給も達成するでしょう。

3,インフラ

世界のトップのアメリカだが、実はインフラはそこまで整っていない。アメリカの土地は広大なので、インフラ整備も大変なのである。

実際私も住んでて思うのは、みんなが車生活なので、電車のレールは見るけど電車が走っているのは年に数回しか見ません(笑)。

前回の選挙では、トランプ氏は、自分が当選したらインフラ整備を整えると公言していたが、落選してしまったので、今回当選したら、インフラ投資に注力するのではと予想できます。

アメリカ国内には、鉄道の設計や運用できるノウハウが少なく、鉄道事業がなかなか普及しないのです。

トランプ氏は、自国の鉄道に関して、「時代遅れ」と述べ、日本の鉄道や新幹線をとても評価しているそうです。

そこで、日本の新幹線関連の企業にも注目しておきたいところ。
日本車輛製造、近畿車輛、川崎重工業など。

日本車輛の親会社のJR東海も注目したいところ。現在、アメリカテキサス州の主要都市を、高速道路で結ぶ構想があり、それを実現するために、JR東海の技術を使う計画の様です。

4,食肉

トランプ氏は、豚肉や牛肉の関税を撤廃しようとしているそうです。そうなると、日本国内の輸入食事後湯の銘柄も恩恵を受けるでしょう。

例えば、日本ハム、プリマハムなど。これらの産業は、現在も輸入に頼っているが、関税が業績の足を引っ張っていました。でも、関税を撤廃できれば、これらの業績は上がると期待できます。

5,トランプ氏と友好的なあの起業家

2016年トランプ当選の時、あの有名な孫正義さんは、トランプタワーを訪問し、アメリカ企業のスタートアップに500億ドルの投資をし、アメリカの新規雇用を創出する事を約束しました。

そのこともあり、ソフトバンクは、トランプが就任した2017年から2020年にかけて業績を大きく伸ばしました。

大型株でありながら、株価は2倍以上に膨れ上がりました。

孫正義の名言で、「シュートを放たずに点を取れる事はめったにない」というものがあります。

孫正義さんの行動力は、まさにこれを体現するかのようですね。

今回の大統領選挙でも、孫正義さんが動き出したら要チェックですね。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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