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世界一安全な航空会社がイスラエルにある!

今日は、テルアビブのフロレンティンにあるカフェ『 Cafelix 』から記事を更新しています。

今回のテーマは「セキュリティ」。

イスラエルは近隣国から長年テロ標的となってきた背景があることから、テロ対策最強の国

そんな訳で、イスラエル🇮🇱には世界一安全な航空会社が存在するのです。

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イスラエルの航空会社『エルアル航空(EL AL Israel Airlines)』。

エルアル航空は厳重なセキュリティ検査があることで知られ、世界一安全な航空会社と言われています。

一体どのようなセキュリティチェックが行われているのでしょうか?

まずは、チェックイン前のインタビュー
エルアル航空の専門職員により、不審人物か危険人物でないかを確認するためのインタビューがあります。このインタビューは、場合によっては20-30分ほどかかるので、エルアル航空を利用する場合は、最低でも3時間前には空港に到着すべきでしょう。

また、イスラエルから出発の際は、エルアル航空に限らず、全ての航空会社でこの様なインタビューが行われます。

英語しゃべれないんだけど大丈夫かな?
ご安心ください。
英語に自信がない方のために、日本語での質問が用意されています。「荷物は自分1人で荷造りしたか?」「空港到着前に荷物を誰かに預けたか?」などいくつかの質問がコンピューター上に表示されるので、職員の前で「はい」「いいえ」を選択すれば大丈夫です。

私がイスラエルから出発、または他の国からエルアル航空を利用したときの経験では、「荷物は自分1人で荷造りしたか」「これはどこで購入したのか(荷物を開けられて)」「なぜイスラエルに滞在したのか」など、お決まりの質問もあれば、「なぜ過去にエジプトに渡航したのか」「エジプトに友人はいるのか」のような過去の渡航歴など個人的な質問までありました。

世界一安全と言われている理由は、もちろんこの厳しいインタビューだけではありません!

全ての旅客機にはミサイル攻撃を避けるための「フライトガード」が装着されているのです。

2002年イスラエルのエル・アル航空が地対空ミサイルで狙われたのをきっかけに、イスラエル企業エルタ社がミサイル警報装置「フライトガード」を開発。この装置はイスラエルの航空会社全機に設置され、現在に至るまで、万が一の攻撃に備えて旅客機を守り続けています。 

まだまだ、

これだけでは終わらない!

機体の床・壁は特別強化

貨物室は耐爆構造

機内には銃を所持した武装警官が1名以上搭乗

パイロットは全員イスラエル空軍出身

コックピットは2重扉で暗号コードがないと開かない

コックピットの2枚目のドアを開けれるのは機長と副操縦士だけ

離陸後は何があっても絶対コックピットは開けない

この念の入れようはすごい!

これだけセキュリティー万全であれば、世界一安全とい言われるのも納得ですね!

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イスラエルと日本を結ぶ直行便はあるの?

過去に何度となく、イスラエルと日本間の直行便路線の話が出ては白紙になり、今度こそは!と思いきやまた白紙になりの繰り返し。
しかし、ようやく2020年3月11日から直行便路線が開設されることが決定しました!
既に韓国や中国からはテルアビブまで直行便があることから、日本はだいぶ遅れをとってしまいましたが、来年から日本の観光客が増えることが今から楽しみです。

いかがでしたか?今までイスラエル旅行はちょっと不安と思っていた方、これで安心してイスラエルへ渡航できますね♪

P.S
1968年以来、ハイジャック事件や旅客便の墜落事故は全く起こっていないようです。


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