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男の家事

「自粛生活」で知った家事の奥深さ


三ヶ月に及ぶ自粛生活。自宅で過ごす時間が増えた中で「家事」を見直す男性が増えたのではと思います。80年代から10年代、朝早く出社し終電で帰って土日は寝ている。こういう生活を続けてきた自分にとって在宅勤務は一方で家事に関して見直しというか新たな発見の連続でした。家事とは掃除、洗濯、炊事。合わせてガーデニングとDIY。私は長いサラリー^マン生活で仕事には自分なりの仕事術を作り上げてきたつもりですが、家事にもこのノウハウを実践してみようと思ったわけです。

【食】前日に朝食の仕込みと昼食、夕食のメニューを決めておく


私は遠距離・長距離通勤者です。結果「時間持ち」ではありません。通勤時間に5時間。他人より3時間人生が短いのです。3時間のハンディをいかに跳ね返すか。食事・睡眠・入浴のうち、睡眠と入浴の時間を削りたくない。すると時短のターゲットは食事となります。私は特に朝食に目標を定めました。まず寝る前に朝食の準備を行いました。レタスサラダを作り、わかめとキクラゲを水に浸しておきます。電子レンジでゆで玉子を作り、冷凍したパンを解凍しておきます。こうすれば朝食は10分弱で作れます。合わせて前日に昼食メニューと夕食メニューを決めておきます。昼食はコンビニでサンドイッチと野菜ジュース、夕食はご飯と焼き魚と納豆、味噌汁。焼き魚は鯖、鮭、鱈、秋刀魚とバラエティを考えます。付け合わせとしてブロッコリー、にんじん、レンコンなど。サンドイッチに飽きたら前日夜に弁当を作ります。冷凍ご飯に冷凍食品を弁当箱に詰め込みます。

【食】食事後はすぐに皿洗い、さらに次の食事の準備

食事が終わると間髪を入れずにトレイごとお皿をシンクに放り込み水で流します。その後食洗機に入れます。食洗機にも皿の入れる場所、スプーンの入れる場所など決めて置くと時間が掛からず、何処に置くかの判断も必要ありません。また次のトレイには次の食事の食器をすでに並べておきます。調理のメニューを決めてあるので、これもレイアウトに時間はかかりません。

【衣】明日着ていく服を前日に決めておく、しかも自動化しておく

以前、佐藤オオキさんを特集した番組で、彼の家のクローゼットの中が紹介されたことがあります。衣裳は黒か白で統一されていました。スティーブ・ジョブズも黒の同じデザインの服を着ていました。ある意味自分のブランドマネージメントしているのかとも思いますが、別の見方からすると朝、起きてきょうは何を着ていこうかと迷う時間と判断力を消費したくないとの思いもあるのではないかなと自分勝手に思ってます。衣裳に判断力と時間を取られない。似てるかも知れませんが、私は寝る前に明日の衣裳を決めておきます。洗面所の壁に前日夜にぶら下げておくのです。同様に下着も靴下を含めて脱衣所に夜セットして置きます。これは1週間ほぼほぼ決めておき、月曜日はこの組み合わせと決めておきます。

【衣】好きな色を決める

私の好きな色は3色です。黒、赤、橙です。これは家事の小物にも統一しています。衣服も黒か白。下着と靴下は赤か黒。文具もほぼそうしてます。当然ですが例外もあります。どんな色にしようかとの判断に迷ったりする時間をなくせます。これを続けていると部屋の、衣服の、グッズのトーンカラーが統一されてきます。値段に右往左往されることも減ります。何よりも好きな色に囲まれていると安心します。色って大事なんです。

【衣】

下着はシャツ、トランクス、靴下を100円ショップの網袋に入れたものを2×7=14セット脱衣所にセットしておく。それを朝晩に着替えるようにする。これも時間と判断力消費の抑制です。

【衣】

私はドラム式乾燥機の上に突っ張り棒をつけています。そこに籠をぶら下げ、洗い物を入れます。またハンガーを7つ(1週間分)かけ、洗ったシャツを掛けておきます。ドラムから洗ったばかりのシャツをスムーズに掛けることが出来、洗濯機の上の空間を有効利用できます。

【衣】

筆者は靴をあまり持ってません。通常使用しているのは4足。これにサンダルとランニングシューズ。ウィークデーは黒のウォーキングシューズで土日はブラウンシューズ。玄関には4足順番に並べておき、シューキーパーを入れておきます。土曜の朝はブラシで埃を払い、オイルで磨きます。これに冠婚葬祭用の靴とトレッキングシューズも在りますが数年に1回しか履いてません。(つづく)

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