シャニマス特化型の一人暮らし 前編
1.導入
受験シーズンが終わりました。
1月初頭の共通テストに始まり、二月の前期日程、そして人によっては中期や後期もあったことでしょう。
私は何とか第一志望の、実家通いができない距離にある大学に合格することができたので、合格発表後すぐに一人暮らしの準備を始めました。
幸いにも、駅が近いまあまあの家賃の物件を見つけるとこができたので、あとは家具を決めるだけとなりました。
しかし、当然ながら欲しい家具を全て揃えるなどということはできません。単純にお金がかかりすぎるというのと、部屋が狭いので大型の家具を複数設置するようなことは物理的に不可能だからです。
ここで重要なのが取捨選択です。
例えば料理を重視するならば大型の冷蔵庫や広めの机、場合によっては追加でコンロを購入する必要もあるかもしれません。しかしこの場合は勉強スペースや睡眠スペースなど、料理以外の空間における妥協は避けられないでしょう。
よくわからない例を述べましたが、私が言いたいことは、いかにしてシャニマスを全力で楽しむための空間を構築するか、ということです。
私の大学の受験のきっかけを生み出し、受験期を支えてくれたシャニマスを、暇になりがちと言われる文系大学生となった今、ようやく時間をかけてプレイできるようになったわけです。
例え他の何かを妥協することになってでも、シャニマスを楽しめる、シャニマス特化型の一人暮らしが今、始まる…
2.必要な家具
私が考えるシャニマスを楽しむために必要なものとは、なるべく大きめのモニター、それを乗せられる棚、リラックスできる椅子くらいなのですが、問題は部屋が狭すぎるということです。
自由に家具を配置できるスペースは大体上の図の通りです。
広さはおそらく8㎡くらいです。狭い。
ここに一般的な大きさのベッドとコンセントの位置などから場所がほぼ確定している小型冷蔵庫を設置すると、下図のようになって部屋の半分近くが埋まってしまいます。
やはりベッドが邪魔になります。
布団は敷くのは面倒、しかしベッドは邪魔となると、選択肢はロフトベッドくらいしか残されていません。
ロフトベッドならば、昇る手間はあるものの、その下の空間を活用することができるようになるので今回のケースにはうってつけです。
上図の点線部分がロフトベッドです。これでかなり広くなりました。
冗長な感じがしてきたので、ここからは一気に進めます。
ロフトベッドの下は薄暗くなることを逆手にとってPC等を使う作業スペースとし、モニターをどこからでも見れるようにするためにキャスター付きの台を購入します。
さらに必要最低限の机や棚を設置すると、下図のようになります。
キャスター付きの台を活用して、普段PCで作業するときは①の位置、いい感じの椅子に座りながらシャニマスのコミュを鑑賞したいときは②の位置、食事をする際や上図の外にあるキッチンで料理をしながらコミュを見たいときは③の位置に移動させることで、いつでもモニターを見ることができます。
ちなみにテレビは買わないことにしたので、このモニターが何らかの映像を楽しむ唯一の手段です。
これにて家具のレイアウトは完成となります。
3.実際に設置してみる(その1)
さすがにこれだけの量の家具を一度に送ってもらうのは不可能なので、二回に分けることになりました。
本格的に引っ越す前に、その一回目で届いた一部の家具を配置して、二泊三日のお試し一人暮らしをしました。
お試し一人暮らし 初日
モニターは届きましたが、大体の家具は翌日に届くので、とりあえずこの日は近所で布団といくつかの電化製品を購入しました。
画面の縦横比を考えると、PCの画面を映した方がピッタリ収まるのですが、わざわざPCを起動するのは面倒くさいので、LightiningケーブルをHDMIに変換するケーブルを買い、スマホに接続するようにしました。
やっぱり大きい画面は見やすくていいですね。
大事なのはここからです。
まずは布団を設置。
そしてその近くに段ボール、その上にモニターを設置。
そしてスマホを接続。さらに明かりを消せば…
暗闇の中でただ大画面のシャニマスだけが見える光景。これは一人暮らしでなければできなかったことです。
若干【Signal】っぽいですね。
高校生の間は、入浴後にシャニマスのコミュを一時間ほど見た後に7時間眠るという規則的な生活を続けられていたので、このモニターさえあれば規則的かつ健康的な大学生活を送れるはずです。
お試し一人暮らし 二日目
あまり写真は撮らなかったのですが、この日はベッドと机が届きました。
この時点では下図のような状態です。
残りの家具が届くのはもう少し先なので、とりあえず今回のお試し一人暮らしでできることは全部終わりました。
当たり前ですが、段ボールでなく机の上だとやはり安定感があります。
机と椅子の両方がない時は段ボールを机代わりにし、自分は正座すれば丁度いい高さになるのですが、机だけが来ると膝立ちでも少し低く、どう足掻いても椅子なしではちょうどいい高さになりませんでした。
よってこの日の食事は床で食べました。
お試し一人暮らし 最終日
この日はすぐに帰ったので特に何もなかったのですが、午前に帰るために早起きしたらかなり時間が余ったので、インスタントコーヒーを飲みながら「ジ・エピソード」の最新話を鑑賞しました。
最高の朝でした。
シャニマス特化型の一人暮らし 前編 ─完─
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