「やる気はある!勉強はしている!!! 同僚との人間関係は良好。管理職からの評価は◯。でも、筆記のみの一次試験で不合格してしまう先生へ」

「一次試験、ダメだった」
「全滅だあ」
「また来年か・・・。」


こんな声が、聞こえてくる8月の職員室!


私も、過去に1度体験したことがあります。
1次試験、敗退。

まわりの講師の先生が、2次試験対策をしている傍ら、
一人、「空気のように職員室で仕事をしている・・・。」



私は当時、絶望的な気持ちでした。



「私だけ、取り残されている」



そんな気持ちでした。



年休を取れば、

家で休むことができるのに・・・。
図書館で問題集を開くのが、周囲の利用者に
自分が1次で落ちたことを知らせているようで、恥ずかしい。




だから、無理やり学校に行って、
グラウンドの整備を手伝ったり、
教室整備をしたり・・・。




もう、やけくそでした。


県予選で負けたのに、

テレビを付けると、甲子園が中継されているような気持ちようでした。



でも、ちょっと待ってください。
気持ちが落ち着いたら、
負けが受け入れられたら
敗因分析をしましょう。


Q1 学校種。
こだわり過ぎていませんか?

A 例えば、
  小学校をいったん合格しておいて、
  後で、希望の校種に入り直す。

A 例えば、
  特別支援学校をいったん合格して置いて、
  後で、希望の校種に異動する。

A 例えば
  学生さんなら、いったん教育関連のホワイ   

   トな会社に正規で入社してから、
   後で、社会人受検をする。(難易度は、社会人選抜が易しめ。)


Q2 教科をこだわり過ぎていませんか?
 
A 例えば、高校家庭科を狙うなら、
  

一旦は、同じ校種の、もう少し倍率が易しいところに合格してから、後で、内部で異動を希望する。


A 例えば、高校生物を狙うなら、
  

一旦は、高校農業なども受けてみる。

Q3 単願にこだわり過ぎていませんか?

A 例えば、神奈川在住なら、 
①横浜市
②大阪府
③福岡県

を受けることができます。
※私の知り合いは、福岡県に合格しました。


Q4 そもそも教員という仕事にこだわり過ぎていませんか?

A 例えば、体育専科なら、

消防士等を併願する手もありますし、


      情報専科なら、

IT企業を併願することもできます。


  私の知り合いで、高校美術不合格で、

  大手文房具メーカーの
  デザイン職に入社した方がおられます。

(その方は、結婚を機に退職、有資格支援員として、
  晴れて先生として学校に戻ってきました。)



A 例えば、特別支援学校希望なら、

  寄宿舎指導員や実験助手に
  正規採用されてから、実務を積んで受け直すという先生も
  いらっしゃいます。


A 例えば、『公務員』志望であれば、
  役場の健康福祉課を受け直す等も手です。
  全国に、市役所、町役場、村役場はたくさんあります。

  ここだけの話、先端的な役場ほど、人手不足みたいです。
  役場ごとに、試験をしているところもあるみたいなので、
  「えーー、聞いたこともないから、不安・・」
   と思わずに一度足を運んでみてはいかがでしょうか・・。
   (合うあわないは、個人次第です・・・)



かくいう私も、今のフリーランスの仕事になるまで、無給期間があり、
「用務員の頃が楽しかったなあ」
「図書支援員や、養護教諭補助のころの方が楽しかったなあ」
と思うこともしばしばありました。


『どんな仕事があなたに向いているか』は、
少なくとも私には分かりませんし、
あなた自身にも『今はまだ』分からないことでしょう。
(分かっているなら、こんな記事は必要ないでしょう。)


もし、あなたがお若いのなら、
大丈夫。
何回失敗しても大丈夫です。

もし、あなたがすでに扶養家族がいて、
来年に絶対落とせないなら・・・



次回の記事を読んでみませんか。


背水の陣!!
来年度は、絶対に、不合格できないあなたへ。
「失うものの乗算で、合格は近づく」

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