用務員の1日(PM編)

Instagramで教員版の猫ミーム動画を作って、
満足してからはや一週間も経っていました。

最近、色んな方の猫ミーム動画を見るのに
ハマりつつあります。
色んな職業の方の内情が知れて面白いです。


ということで、今回は長らく置いていた
用務員の1日、午後編を書き記したいと思います。


◯午後1時15分ごろ、
まず給食のお片付け。
自分の分は自分で調理場まで下げていました。
(少人数だったので個々人でOKでしたが、
大規模校は職員室分をまとめて返すという感じだと思います。)

◯その後、長休みがありました。
長休み(昼休み)、地域によって呼び方は様々だと思います。

子どもたちが遊ぶ最中、先生方も休んだり、
職員室で次の時間の準備をしたり。
子どもたちと一緒に遊ぶ先生や
教室でお仕事をされる先生もいらっしゃいました。
(安全管理も兼ねて)

そうすると、労基上の「昼休み」は
もう先生方にはないも同然なのですが…
(給食は給食で、「給食指導」というものもあるので
気を抜いてはいられないと思います)

◯午後1時30分くらいから、掃除の時間。
私は事務員さんと一緒に職員室を掃除したり、
なぜか掲示物(コンクールの公募とかポスターとか)を整理してました笑

(その時勤務していた学校では、掲示物の管理は事務員さんの範疇のお仕事だったのですが、
お一人で手が回らない時は私がたまに手伝っていた、という感じです)

整理とはいうものの、私は単なる用務員の立場。
せいぜいできたのは日付が過ぎたものを剥がしたり、
外れかけてる部分を補修したり等くらいです。

また、保健に関わるもの、教科に関わるものは担当の先生方がしっかり管理されていました。

◯掃除時間が終わったら、午後の授業が開始。
子どもたちが授業を受けている間はあまり教室前などを通らないようにしつつ、
(私が通ると気が散ってしまうお子さんもいたので)
午前中に回れなかった外のお掃除をしたりしていました。

たまーに、銀行のおつかいや、お便り配布のお仕事に行ったりもしていました。

◯子どもたちが下校後もお掃除したり…校内をぐるぐる。

子どもたちが帰ると学校内がガランとして寂しくなりますが、
この時間は子どもたちの教室周りのお掃除や
補修箇所を見る貴重な時間でした。

後、職員会議が行われている時間帯は、
先生方も事務員さんも全員が職員室内に詰められるので、
その間は来客応対とかも少しだけしていました。

あとは校内の備品の在庫管理とかも見たりしてたかな…?
(もちろん私の分野にかかるところだけです。
主に掃除関係やお花の肥料とか)

学用品や教室の備品管理は先生方や事務員さんがされていました。

◯校内の戸締りと職員さんたちのカップを少し洗って、退勤。

職員会議が終わる頃には、だいたいもうすぐ退勤時間。
校内の戸締りを確認して、私の一日のお仕事は終わり。


私が経験した用務員のお仕事は
こんなところです。

時間が経って記憶が薄れてしまってるところもあるのですが、
合間には子どもたちとお話したり、地域の人とお話できたり、
のんびりと癒される時間もたくさんありました。
特に私は厳しい「何か」に晒されることも
脅かされることもなく、
安穏とした日々を過ごすことができました。
(その時関わってくださった方には感謝しかありません)


ただ、現場を見て思ったことは

・先生たち・事務員さんたちにお休みをあげてくれ

ということ。

先生たちが一息つけるのが子どもが帰った後、
(場合によっては下校後でもずーっと仕事だし)

(学校によりますが)事務員さん一人にのしかかる山のような事務処理…

見てて、どうにかならないのかとずーっと思っていました。

私が勤務していた学校では、管理職さんたちが無理難題言ってるわけでもなかっただけ、まだよかったのだとは思いますが。

少しずつシステムも変わってきているとは思うけれど、
簡単には旧来のやり方や慣習は変えられないだろうな…

などと思った私でした。

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