幸せとやりがい(30歳の私の考え)
安定した収入と、人に感謝されれば幸せになれる!両親からそう教わたってきました。私が幼いころ、父が入院していた時に医療従事者の方々を見ていたことや自分が風邪をひいたとき病院に連れていかれ、お医者さんに診てもらったり、親戚にも医療従事者が多かったことから、医療従事者になろうときめ、看護師になりました。
患者さんやその家族から感謝されたされたとき、患者さんが元気になって退院していくとき、言葉にできないくらい嬉しかったです。
初めてお給料をもらって家族にごはんをおごらせてもらいました。それからも、家族の必要に応じて自分のお金から援助できました。家族が喜んでいる姿、私にありがとうと言ってくれた時、胸がいっぱいになりました。
でも、私の頭の中はいつもこんな感じでした。
・国家資格があって、安定したお給料が毎月入って、人からも感謝されてる、幸せって思うべき。
・仕事がきつい?そんなんみんな働き出したら、同じ。先輩も言ってた。「憂鬱でなければ仕事でない。」
・これまで、多くの看護師が経験してきてるレールを歩くだけ、乗り越えられる。
・明日仕事行きたくない。またあの先輩に会う。どこに行っても相性が合わない人なんている。気にしない。
・シフト制で働くこと、働く時間が決まっている。めちゃくちゃ有難い。シフトの交換は、快く受け入れる、でも自分が申し出るときなんとなく、気が引ける。あの空気感。「勤務変更いつでも言ってね。」という笑顔の発言の裏に隠された意味。言葉で説明できない。仕事で人生を左右されている感、生きるために働いてるのか、働くために生きているのか?
・家族みんなが私が看護師であることに安心していました。私が看護師辞めたらみんな残念がる。
私の心は何かが足りなかったのです。それが、何かはわかりませんでした。
ある日ふと、「私がしている仕事って看護師ならだれでもできる。」て思って、自分に落胆しました。
その当時の私の3年後、5年後、10年後の先輩ナースを思い浮かべました。独身の方、結婚したての方、子どもがいる方、シングルマザーの方、様々でした。
自分がなりたい理想像とは違うように感じました。専門看護師や認定看護師を検討しましたが興味が湧きませんでした。ある先輩は「資格とればとるほど、責任と仕事量がますけど、給料はそんなに上がらない。好きでないと続かないよ。私は自分の時間が大事だから認定とか専門看護に興味もないし、今のお給料で満足してる。」と言っていました。
そして、私にしかできなくて、先輩方も手をだしていない、興味のある領域に進もうと思ったんです。それが医療英語でした。
中学からは英語は得意で、留学の夢はありましたが、学生時代は経済的理由もあり、留学はしていませんでした。そして、新卒から働いていた病院を4年半で辞め、イギリスへ英語留学することになりました。
半年後、この身に着けた英語を使って、英語が使える看護師として改めて働こうと思い入職。
スタッフから「じゃにす、ごめん。英語が必要な患者さんいるから、来て!」と頼りにされることもあれば、
患者さんからは英語で「ありがとう。あなたがいてくれて、説明が理解でしたわ。」と感謝の言葉をもらえることもあれば、
予約時に他のスタッフと話した内容と違うことなどに対して、クレームを受けるなどありました。
確かに英語でコミュニケーションが取れる看護師は私しかいなかったです。でも何かが足りなかったんです。
上司との関係がどうやってもうまくいかず(詳細は別の記事に書いてます。)その当時の仕事にやりがいを感じられない部分もあり、辞めました。
もしかしたら、私のしたいことは医療ではないのかもしれないと思い、病院に勤めている間、英語、オランダ語(主人の母国語)、株、投資、キックボクシング(めっちゃ楽しかったですが、時間と場所が私には合わなくて退会)自分のYOUTUBEチャンネルを立ち上げ動画編集してました。
仕事を辞めてからこれらのいくつかに専念してみましたが、続きませんでした。その後も、編み物、DIYなど挑戦してみたんですが、これで仕事がしたいかと問われたら、そうではなかったです。
そして、今はグラフィックデザインをUdemy内で英語で勉強しています。それとボディーボードにも挑戦中です。こうやって文章で発信することを始めました。
続くかはわかりませんが、挑戦することに意味があるとおもってるので、飽きるまで続けます。
こうやって書いてて気づいたことがいくつかありました。
・毎月働けば、お給料がもらえるのはものすごく感謝している。家計ももちろん主人と私の収入があった方が潤う。でも、今、自分の貯金と主人のお給料だけで充分暮らしていけるし、私は今の方が主人と過ごせる時間が出来て幸せを感じる。でも、もし、主人に何かがあった時、家計を支えられるくらいの収入を稼いでいたい。→家族との時間を大切にしつつ、ある程度(←これをはっきりさせよう。)のお給料が欲しい。
・看護師をしているなかで、感謝されるのはすごく嬉しかった。恩着せがましく働くんじゃない。助けたいし助けないといけない仕事だから働いてる。でも、私がしてる事って私じゃなくてもできる。別のキャリアを気づきたい。→人のために働きたい。幸せを感じる。自分にしかできない、やりがいのある仕事を見つけたい。
・今後高齢化社会がより進む中、看護師として働く場所があることのありがたみはもちろんある。自分が選んだ職種だから、後悔はない。でも、定年まで続けたいかと聞かれたら、NO! 仕事が人生の大半を占める、人生100年時代と言われるなかで、この今私が思う”何かが足りない”を満たせる仕事は絶対にあるから、見つけるまで挑戦を続ける。他人は関係ない、他人は私の人生に責任を持てないから。
まだまだ仕事のイメージが抽象的やけど、貯金が底を尽きるまで、挑戦しつづけたい。そして、やりがいを見つけたい。
子供のころの夢を振り返ってもいいかなー。