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舞台「オデッサ」2回目観劇。日本に居て初めてバイリンガルであることがデメリットに



初日以来約3週間ぶりの「オデッサ」で柿澤勇人氏のStevenは安定感抜群だった

結論から言うと「この作品は初日に観劇して本当によかった」と思いました。1/8のプレイハウス初日に「台詞を(日本語も英語も)肉体化」させていた柿澤勇人氏に驚愕したのですが、今日はプレイハウス楽前ということで、”安定感”が抜群。
そして個人的には、緊張感がある舞台上で緊張感があるやりとりが展開されている作品が大好物なのでやはりあの感じは初日でなければ味わえない。

誰でもほぼ結末の予想がつくので初回のみが新鮮

まずキャスティングで既に犯人の予想はついてしまいます笑
謎解き部分もそこまで複雑では無いので、ミステリーが好きな観客であれば余計に。
そして全部分かった上での2回目観劇だったのである意味安心して観劇出来ました。

日本語も英語も分かる・・・・ということがデメリットに

エマさんの英語も柿澤さんの英語もとても聴き取りやすいので、どうしてもキャストを見て、英語を聞いて楽しめてしまう。
その分本来一番面白いはずの”字幕”を自然と観なくなるので、この作品の面白さを受け取ることが半減してしまうことに気づいてしまいました。

この作品に限っては「英語は一切分かりません!」という日本人客が一番楽しめると思います。まさか「今だけ英語出来なきゃよかった」と思う日が人生で来るとは思わず苦笑

もう1点この作品を楽しむために必要なことがある

ずばり、「座席」です。”字幕”がまるで吹き出しのようにスクリーンに現れたり、STAR WARSのオープニングのように流れたり、とにかく”字幕”が現れるスクリーン全体を俯瞰して見ることが出来る座席がベスト。
1階最前列~5列目くらいは多分ダメです。(もちろんキャストのファンの方はとにかくキャストに近いのが一番、という方も多いのは分かるものの作品の楽しみ方としては6列目~10列前後がベストだと思われます)

1/28が東京千穐楽でその後地方公演があります。地方公演だとたった1回しか観劇しない方々も多いと思いますが、その1回のみ!の方が本当にいろいろ楽しめるので全ツがあってよかったなと思いました。

今回はCafe des Artsに寄れなかったのが残念。
毎回公演ドリンクを提供してくれています

東京都 #東京芸術劇場プレイハウス

2024年2月1日(木)~12日(月・祝)
大阪府 森ノ宮ピロティホール

2024年2月16日(金)~18日(日)
福岡県 キャナルシティ劇場

2024年2月24日(土)・25日(日)
宮城県 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)

2024年3月2日(土)・3日(日)
愛知県 Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

作・演出:#三谷幸喜
音楽・演奏:#荻野清子
出演:#柿澤勇人  #宮澤エマ#迫田孝也
ナレーション: #横田栄司

#オデッサ




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