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ブレたらあかんことを忘れない

桜井智恵子さんTweetで、

「マイノリティに対する支援」に誘導されているけれど、「マジョリティの暴走」を知ることがより大切と思うのです。

本当にその通りで、私が今の自分の活動をすると決めた時から自戒してきたこと。

私の場合のその"マイノリティに対する支援"というのは、"不登校状態の子どもたちと家族のピアサポートをすることと、子どもたちの居場所作りをすること"…そんな活動は早く辞めたい。'日本の学校が子どもたちにとって最適な場所ではない'という事を意味しているのだから、それを解決すればおしまいな話。

とはいえ、公教育の制度はどんどん悪化していて、(コロナ禍のせいにはしているもののきっかけにしかすぎず、)不登校の数は増える一方。しかも国も自治体も今目の前にいる子どもたちを本気で支援する様子が見られない、だから親の会などが動かざるを得ない…。

ただそれがともすると"支援をしている"という支援者側の承認欲求を満たす目的に変わっていたり、はたまた事業化して不登校ビジネスに化していたりするわけです。支援する事で、支援者の生き甲斐や生活の糧になっていたら、不登校問題って解決されたら困りません?
不登校問題がなくなる様に行政に国に働きかけをしなければ問題解決はしないのだから、ここは押さえておきたいポイント。ズレたらあかんのです。

私が仲間たちと大切にしている事の一つがこの'マジョリティの暴走'に一石投じること。そのために子どもたちやマイノリティ側の声を聴くこと。そんな取り組みがコドモノコエプロジェクトです。

子どもたちと関わる先生も保護者も、権利概念を知っておかないと絵に描いた餅になり子どもの最善の利益につながらない。子どもたちを支援するのではなく、子どもたちから学ばせていただくコドモノコエプロジェクト。そしてその御恩はマジョリティの暴走を止めるための活動をする事で返していこうと思います。

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