海外ひとり旅 in カンボジア#1 全ての始まり。
2016年12月31日。
この日私は人生初のひとり海外旅行へと出掛けました。というか、ひとり旅自体も初めて。
目的地はカンボジア
少しばかりのお正月休みが取れたのでせっかくだからどこかに行きたいしこのままだとボーッと過ごして終わるだけだと考えていた時にある人にオススメされたのがカンボジアだった。
アンコールワットで初日の出を拝みたい…!
そう思い立ったのが12月25日。
出発まで一週間を切っていたものの何とか航空券とホテルを確保することに成功!
ちなみにこの時泊まったホテルは激安で1泊500円くらい。(あとで分かった事だけど私が泊まったのはホテルではなくバックパッカーなどが泊まるゲストハウスだったみたい。)
午前中に日本を出て到着したのは現地時間で夕方過ぎ。
空港で「トゥクトゥクに乗らないか?」と声をかけられオロオロしてると断る間もなくお兄さんに乗せられてしまい、言われるがまま私が宿泊する予定のホテル(ゲストハウス)へ。
旅に慣れていなかったこともあり、声をかけられてまぁいいかと思ってすぐに乗ってしまったけど後でよく考えたら観光客丸出しの良いカモだったなぁと反省。
そしてこの先私が立てた12月31日~1月1日にかけての行程はこんな感じ。
プノンペン市内のホテルにチェックイン。
↓
街で深夜バスのチケットを買う。
↓
街を散策後、深夜バスでアンコールワットのあるシュムリアップへ向かう。(6時間弱)
↓
アンコールワットで初日の出を拝む。
↓
シュムリアップ周辺散策。
↓
日帰りでプノンペンに戻るため飛行機もしくはバスのチケットを買う。
↓
プノンペンへ帰る。
英語力ゼロの私にとってチケットの手配は難易度が高すぎるけどこれが出来たら最高だ。
初日の出を拝むためには、この多少無理のあるスケジュールで行くしかないのだ。
とりあえずトゥクトゥクに乗ってボケーっと街を見ていたらホテルに到着。初めて自分で誰の手も借りず手配したホテル。期待を胸にチェックイン!
・・・。
・・・。
・・・・・・。
え、二段ベッド?しかもむき出し??
(↑ここでようやく500円の謎が解ける。)
な、なるほど……。どおりで安いわけだーー!!
ホステルやドミトリーとも呼ばれるゲストハウス。バックパッカーの人や、よく旅行に行く人なら分かると思うけどゲストハウスはだいたいが個室ではなく共同部屋でしかも2段とか3段ベッド。
つまりはベッドのスペースだけが自分の空間となるのだ。
初めてのゲストハウスに戸惑ったけどどっちにしろこの日は深夜バスに乗るので結局ベッドは使わなかった。(ちなみにこの部屋には私の他にフランス人のカップルが宿泊していた。)
そしてこのあと、深夜バスに乗ってしまうと明日の夜までシャワーを浴びられないので先にシャワーを使うことに。
体から髪の毛までしっかり洗ったあとお風呂上がりには家から持ってきたドライヤーでキレイにブローする予定だったのだけど……。
ここで事件が発生!!
家から持ってきた変圧器を使いドライヤーをコンセントにさし電源をいれた瞬間……。
バチィィイイイン!!
と、とんでもない音が鳴りドライヤーが火花をあげてショートしたのだ。
幸いフランス人カップルが外出中で部屋には誰もいなかったけど部屋がめちゃくちゃ焦げ臭くなり、しかも髪の毛は乾かせないまま持ってきたドライヤーは役割を果たすことなく即ゴミへと化してしまったのだった。(後から考えればこのドライヤーは海外非対応だったんだと思う。)
海外にひとりで行くのはもちろんのこと、ゲストハウスに泊まるのもドライヤーをショートさせたのも全てが初めての経験となった。
そして私は濡れた髪のまま街に出て外の空気に触れなんとか髪を乾かしながら辺りを散策。
その後は無事にバスのチケットも購入することが出来、翌朝の日の出を拝むため深夜バスへと乗り込んだのであった。
↑寝転がれるバス。(こんなバス初めて。)
この中で年を越して6時間かけて翌朝のアンコールワットへと向かった。
ドライヤーマジで怖かったなぁ。。
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