海外ひとり旅 in インドネシア#4 沈没寸前の船で島旅。
ジャカルタ3日目。この日は滞在最終日。
ホステルをチェックアウトした後は、昨日の出来事を忘れるべく気持ちを切り替えて海へと向かったのでした。
道でバイクを拾って港のあるアンチョール港まで送ってもらいます。
↑バイクに乗るのが好きなのでだいぶ浮かれてる図。日本だったら絶対にあり得ないけどノーヘルだった。
アンチョール港へ到着!
船着き場にはこんなボートが並んでいます。
この奥にはもっとちゃんとした(っていうのは失礼だけど)たくさんのお客さんが乗ることが出来る客船が並んでいます。
お金を持っている観光客はみんなそっちの客船に乗るんだけど、なんせ2万近くしてしまう。。
でもせっかくなら島に行きたいと思い手前のボート船にいた船員さんと交渉して、全財産の1万円で島に連れて行ってもらう事に。
これで今回の旅は手持ちの資金が(帰りの交通費以外で)尽きてしまったため、ご飯や飲み物などは我慢です。
↑このボートを貸し切って島へいきます。
ボートの横に停泊していた客船を見てしまっているのでこれで海に出られるのかちょっと不安だけど任せるしかない。ってことでレッツゴー!
船に揺られ30分くらい経った頃、所持金ゼロだしご飯は食べられないないだろうと諦めていたけどなんと船員さんがご飯を恵んでくれました!
↑ナシゴレン的なものなのかな?(私が撮る写真はやっぱりおいしそうに見えない。笑)
船の乗組員さん達と共にありがたく右手でご飯をいただきます。食べて汚れた手は海で洗うのがここのスタイルらしい。
ちなみにこの船は限りなく海に近いのでとにかく波に揺られるため普段なら船酔い私でもちょっとグロッキーに。。。しかも普通に波が入ってきたり、船自体も波であおられ半分くらい横になったりするのでとにかく怖い。
↑この時はまだ元気で余裕だったころ。
島に着く前に海に投げ出されるんじゃないか?とか最悪の事態を考えながらもおとなしく目をつむり、船酔いと戦う事1時間。
するとようやく、、
島が!!
見えたー!!!
早速上陸して船員さんと共に島を散策。
(船員さんは船で待っててくれるのかと思いきや私と一緒に観光を楽しんでた。笑)
写真を撮ってくれるのでありがたい。
↑色んな疲れで顔がぐったりしてる。
ちなみにこの島の名前はプラウ オンルスト島。
オランダ植民地時代の要塞だったり旧日本軍が建てた監獄の跡が残る歴史的な島なんだそう。
「オンルスト」と言う名前はオランダ語で「休まない」と言う意味を指すらしい。
島は1時間もあれば周れる程度の大きさで、歴史を伝える博物館があり、色々と展示がされています。
↑見ているけどなんて書いてあるのかは理解していない。
当時の様子を表すこんなマネキンもいます。(怖い。。。)
↑取り調べの様子も。(とにかく怖い。顔も汚れてるし。。)
こんなに大きな樹木もあったり。
↑一緒に並ぶとどれだけ大きいか分かる。
↑島にいたネコ。この小さな島のどこで暮らしているんだろう。
せっかくなので海にも行ってみました。
そして島にあった小さな売店では一緒にいた船員さんがヤシの実ジュースをおごってくれました。
ありがたく頂いてちょっと休憩。
そしてそろそろアンチョール港へ戻る時間。
船着き場にはたくさんのボートが停泊中。
↑男の子達が海に飛び込んで遊んでた。(溺れてはいないので大丈夫。)
さあそして再びゆらゆらタイムがスタート!
今度は船酔いになりませんように。と願っていたら、またしてもご飯を恵んでくれました。
↑バナナの皮らしきものに包まれたご飯を、くわえタバコでむいてくれています。
ちまきみたいな感じでモチモチしてた。
このちまきを食べ終わった後に残る皮は、海へと投げ捨てるのがこの船のスタイルらしく普通にポイ捨てしてるのを見てびっくりした。笑
↑私の乗ってる船以外にもいくつもの船が周りにいます。
船は案の定、帰り揺れまくり、むしろ行きより波が高くてリアルに沈没するんじゃないかと怖かったけど何とか恐怖を乗り越え無事(?)にアンチョール港に着いた頃にはもうすっかり夕方になっていました。
↑船を下りて近くの公園にいたら一緒に旅した船員さんが、またしてもおやつを恵んでくれた。
↑そしてこのご飯も追加で頂いた。
↑更にはこちらも頂いた。(もはや食べきれない。。)
長かった一日もそろそろ終わりを迎える時間。
公園にも夕日が差し込み、素敵なサンセットを拝めました。
↑またしてもネコちゃん発見!
そし私も日本に帰る時間。
公園を後にし空港に向かおうとしていたら最後の最後にまたご飯のプレゼントを頂いたのでした。笑
私ってそんなにお腹すかしてそうに見えたのかな。笑
一生分のトゥリマカシー(ありがとう)を言いつつお世話になった船の方々とお別れし、帰国するためスカルノハッタ空港へ。
いざ成田!
↑こちらは空港にいた人形。
↑空港は広くてビカビカしてる。
↑最後の締めは、やっぱりスタバ。
Air Asiaに乗り込み、ジャカルタを後にします。
短い時間しかいられなかったけどジェットコースターみたいな旅だったな。。今度はバリ島にも行ってみたい!
トゥリマカシー ジャカルタ!
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