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おしりのはなし

僕は、「トイレの世界」に疑問がある。

女子のことはわからないので、ここでは男子のことだけの話しをしようと思う。

まず、うんこ待ちについて。

教習所でいうところの「キャンセル待ち」です。

そもそもトイレって「したい」時に行くものではないのか?

なのに、どうして平気な顔でうんこの順番を待っていられるのだろう。

いつ出てくるかわからないのに。

「先に風呂入るけどいい?」

「いいよ」

と返事する時とほぼ同じ感じ感覚で待っているのだ。

つまり、みんな涼しい顔をしているのである。

で、もっと信じられないのが、そのキャンセル待ちが列をなしているとき。

多い時で5人くらい並んでいる時がある。

うんこって「出したり」「引っ込めたり」コントロールできるものなの?

これもスキル?

どこかで教わるの?

僕はうんこのコントロールについて教わったことないけど・・・。

もし仮に「出したり」「引っ込めたり」できるのであれば、キャンセル待ちの人はもう「今」しなくてもいいんじゃないの?って思う。

だってそうでしょ。

いつ順番が回ってくるかわからないんだから。

それに、キャンセル待ちができるのであれば、わざわざそこでキャンセル待ちをする必要はなく、他のトイレを探せばいいわけだし。

そんなにきれいなトイレでもないのに一極集中することが信じられない。

そして、心情的には前の人のお釣り(ニオイ)が無い方が嬉しいはず。

でもキャンセル待ちの人はお構いなし。

お構いなしというか本当は嫌なんだろうけど、でもうんこがしたいというのが勝っているということなんだと思う。

「待てる」けど「今したい」というこの矛盾。

一体「したい」のか「したくない」のかどっちなんだよ。

全然理解できない。


また、キャンセル待ちをする人はキャンセル待ちをされる人の気持ちを考えることはないのだろうか。

トイレって基本ゆっくりしたいところ。

急かされうんこって一番落ち着かないはず。

共用トイレであればゆっくりなんて出来ないのはわかっているけど・・・。

僕は、うんこをしている最中にトントンとノックをされたら早く出ないととプレッシャーを感じてしまう。

なぜなら僕はうんこをコントロールできるテクニックを持ち合わせていないため、待っている人はきっと我慢しているのだろうなと考えてしまうから。

だから、そういう時は早く出てあげたいんだけど、ここでまた出たくても出られない問題が出てくる。

出るのか出ないのかややこしい・・・。

何かというと、「おしりの拭き具合」の問題です。

僕は親友から、「うんこをちゃんと拭かないと直腸ガンになるよ」と言われてから、とにかくキレイに拭くようになってしまった。

その頃、知り合いで直腸ガンで亡くなった人がいたので、余計にその言葉に重みがあったのだ。

うんこをちゃんと拭いていなかったのかな?とさえ思った。

(僕の頭、完全にどうかしちゃってます。)

以来、とにかく「綺麗に拭く」ことを意識している。

じゃあ僕はどうやって拭いているかというと、表面だけでなく、指の腹を使って少しつーけーのなーあー(けつの穴)の内部まで攻めて拭きます。

(けつの穴って変換によっては穴の穴になってしまうので注意が必要。ややこしい)

指の腹を使って穴の内部まできれいにするのだ。

そうすると、結構しつこい汚れとなるので、そう簡単には拭きを終わらせてくれない。

なので、僕の場合うんこにそれなりに時間を要する。

だから、待っている人がいたとしてもすぐに出られない理由がそこにあるのです。

本当に申し訳ないと思う。

ここで、僕自身にも矛盾が生じます。

長時間トイレはカラダに悪いと言うこと。

直腸ガンを回避するためにとにかく綺麗に拭くことで長時間トイレの不健康のリスクを負ってしまっている。

うんこのジレンマ。

一体何をやっているんだろうって思う。

でも、うんこのジレンマを抱えている人っていないの?

だから、クイックうんこ、野球で言うところのクイックモーション、なんてのは僕とっては以ての外、と言うことです。

ところが世の中どこでもうんこできる人ってほとんどがクイックうんこタイプ。

「えっ、もう終わったの?」っていうくらい早い。

中には、半分だけ出してきたっていう人もいます。

えっ、どういうこと?

半分出すなら全部出せばいいじゃん。

それを言うと、(僕やトイレを使う人を)待たせるのも悪いし、家でゆっくりするとのこと。

凄すぎる。

ここまで来るともう鑑です。

あのー、頑固な汚れの日ってないの?っていう質問を考えている僕が逆に恥ずかしい。

僕はわりかし穴の内部まで攻めるタイプだから拭いても拭いてもなかなかきれいにならないんだよねとか究極に恥ずかしい。

だからといって(けつの穴の)内部の汚れを放置するわけにはいかない。

パンツにお釣り(汚れ)が返ってきたら嫌だし。

だから、こうして今日も指の腹を使って内部の汚れも拭き取っている。

場所を選ばずキャンセル待ちができる人はどんな状況下でも生きていけるんだろうなと人としての強さを感じる。

正直羨ましい。

まねしたくてもそう簡単にできるものではない。

みんなはどうやって「おしり」を拭いているのだろうか?

すごく気になる。

新しいことを始めるの良い日とされている次回の一粒万倍日・天赦日の3月31日から、僕もクイックうんこに挑戦してみようと思う。

必ず快うん(開運)につながるはず。

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