デジゲー博2021でワクワクしたゲーム（7）～『Alice Escaped!』はアクションの手触りがよすぎて感動した～

　デジゲー博2021でワクワクしたゲームを語る感想文その7。書き始めた理由は初回の記事に書きましたので、どんどん感想を載せていきます。今回は『Alice Escaped!』です。

　画像が1枚もないので寂しい記事ですが、ゲーム内容が気になる方は、ぜひ開発者さんのページやSNSを確認していただけると！

デジゲー博2021 ゲーム感想｜じゃむぱい｜note

■X-15　illuCalab.さん／『Alice Escaped!』

　本作は、2人のキャラを切り替え、多彩なコンボを決めていくツープラトンアクションが特徴的な2D探索アクションアドベンチャーです。

　使用キャラは、ハンマーを振り回す近接タイプのウサダと、遠隔攻撃を得意とするコトラと特色が分かれていて、それぞれの触り心地を楽しめます。

　そして何より、アクションの手触り感が抜群！

　自分はアクションがそれほど得意ではないですが、それでも触りながら段々と手に馴染むような操作感は驚くほどに気持ちいい。ボス戦でウサダを使い、シールドを削って打ち上げからの空中コンボを入れた時は最高に脳汁があふれました。

　ボスの強さを担保するためプレイヤーに制限を強いるのではなく、条件さえ整えば、むしろ体力が多いからこそコンボの決め甲斐がある相手、くらいに感じさせてくれるゲームの懐の深さは本当にすごいと思います。

　ボス戦に限らず、隙はあるのに自分の操作が追いつかない！　と思う場面はたくさんあったので、ゲームに慣れればもっと気持ちよくコンボが繋がりそうでした。

　とにかくアクションの反応、自由度が素晴らしくて、試遊が終わった後、興奮気味に「すごくアクションの手触りがいいですね！」と伝えてしまったほどです（笑）。

　アクションとアクションの繋がりがスムーズなので、「きっと上手い人は魅せプレイで楽しめるのでは？」と思える奥深さをヒシヒシと感じました。何か、ポテンシャルの広がりを入り口から覗き込んだ気分になる試遊でしたよ。

　ちなみに、Steamで配信中の体験版も触ってみましたが、デジゲー博2021のバージョンは、そちらと別ゲーに感じるほど磨かれていました。Steamの体験版もおもしろいのに！　どこまで進化するんだ『Alice Escaped!』！！

　ホント大満足の試遊でした。デジゲー博から帰宅して、空きっ腹に飯を入れるよりも、『Alice Escaped!』をウィッシュリストに入れるほうが先でしたもん。