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cccdのむなしさ

音楽好きとしては新しく
気に入ったミュージシャンがいると
今はネットで聴けますが
以前はcdを買いに走りました。

cdのアルバムは、
わかってるミュージシャンは特に
曲順や雰囲気、最後まで聴かせる
上手さがあり、音にもこだわった
1枚で意図や実力がわかる物でした。

ある時期、cd丸ごとはコピー出来ないように
cccdという、プロテクトがかかった
cdが販売されました。
cd-rが流行って簡単にcd丸ごと
複製出来るようになってしまったため、
ということのようです。

良くわからず
欲しかったミュージシャンのcdを
色々探して購入しました。

当時はヘッドホンにも凝っていて
若かったせいか高い音まで
しっかり聴く事ができましたが、

そのcdが、明らかに音が違う。
同じミュージシャンで、
使うマイクまでこだわってるとの
ことなのに、
音が何か足りないのです。

後で聞いたら、データがいじってあるそうで
普通のcdとは違うそうです。
そのアーティストのアルバムは
cccdで聴く事になりました。
ちょっとガッカリ、

コピーの問題ですが、
レンタルや貸し借りがある時点で
ある程度は予測できるはず。
じゃあコピーする人が
cdを買う理由になるかというと
疑問がありました。

cccdは既になくなったようですが
未だに少し違和感のある思い出です。
配信、youtubeよりもいい音で
届けられるはずのcdが
劣化してしまうって
何か虚しさを感じた出来事でした。


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