アクリルアミドってなんぞや?

アクリルアミドは、工業用途において紙力増強剤や水処理剤、土壌凝固剤、漏水防止剤、化粧品(シェービングジェルや整髪剤)などに用いられるポリアクリルアミドの原料として1950年代から製造されている化学物質です

アクリルアミドは、1950年代から商業的な製造が行われ、我が国では主に紙力増強剤、凝集剤の重合原料(凝集剤は、ポリアクリルアミド等として主に産業排水の固液分離や汚泥の脱水に用いられる。)として使用されています。他には繊維加工や接着剤の性能向上のための加工材としての用途もあります。また、化粧品原料やアクリル系熱硬化性塗料の合成原料、土壌改良材など様々な分野で用いられています。日本は、工業用のアクリルアミドモノマーの世界有数の製造国(2003年の製造量73,000トン、輸出量15,500トン)です。

と農林水産省のホームページで述べています。

これは、体内に入ると神経系の障害を起こしたりする有害物質です。また、動物実験の段階ですが人に発がんする有害物質でもあるようです。

さて、体内に入ると有害な物質ですが実はこれ、日常の料理に普通に混入してしまっています。人類は近年までそれを知らずに食べ物を食してきたのです。

実はこのアクリルアミド、加熱すると発生する特性があるのです。つまり我々の調理している段階で知らず知らず発生してしまっているのです。これって結構問題ですよね。人がガンになりやすいのってそういう小さなところに原因があるのかもしれません。

ちなみに調理法として1番発生しやすいのが、「揚げ物」。次が「焼き物」です。そして何と煮物には発生しません。これは、、、。

もしかしたらその目線で統計を取っていくとガンの秘密がわかるかもしれません。

しばしば、うちはがんの家系だから、、、。という言葉はみみにすることがあると思います。

これから考えるともしかしたらガンの家系ではなく、よくその家で調理するものが揚げ物や焼き物が多かったりするのでは?とか思ってしまいました。

もちろんガンの原因はアクリルアミド一点ではありません。NK細胞が処理しきれなくなったがん細胞が出るからこそガンが増えていく訳ですが、アクリルアミドはNK細胞もしくは免疫力の何かしらにも影響を与えているかもしれません。

ただ、、煮物しか食べない家系があるのなら、そんな統計を取っても面白い結果を得られるかもしれません。

ガンの少ない国の主食は煮物メインだったりしませんかね?素朴な疑問が浮かび上がります。

アクリルアミドが食品にも入っているというのが分かったのは2000年過ぎてからの話です。

なんか今だからこそそこに焦点を向けて研究するとなにか発見出来ることがあるかもしれませんね。



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