jam @ASD児子育て

知的障害と自閉症スペクトラム症の4歳娘yamと0歳のおっとり男子坊を育てる日々。育児き…

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知的障害と自閉症スペクトラム症の4歳娘yamと0歳のおっとり男子坊を育てる日々。育児きつすぎワロタ。辛くて泣きたくなることも多いけど500キロ遠くから眺めたらきっと笑えるそんな日々

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  • 個人的なこと

    子育てにはあんまり関係ない自分の内面の話とか

  • 自閉症児と〇〇

    自閉症児を育てる上でシンパシーを感じたもの ひと 音楽 芸術 などなど

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ジョン・ケージと自閉症児との関係

私の娘は音に敏感である。 これは所謂自閉症児の特性、感覚過敏の一種と呼ばれている。 とは言っても、大きな音に驚いたりするタイプではない。ドライヤーや掃除機や工事現場の音を嫌がったりはしない。 だけど自分が聞きたいタイミングじゃないときにある音楽が流れてくると、「今じゃない!違う!」という風に泣き喚いて癇癪を起こす。それが子供向けの手遊び歌であってもだ。 (こう書くと、聴覚過敏というより聴覚のこだわり、という方が適切な表現なのかな…) そんな娘はよく音を奏でている。 爪で、だ

    • 夜が好きだ

      私は昔から夜行性である。 誰もが寝静まった深夜帯、徐々に感情が昂ってくるのがわかる。 朝の清々しさも知っている。1日が白紙の状態で、どんな色を塗ってもいい、自由が許される時間帯。ただそれは私にとっては少し驚異だ。白紙を目の前に呆然としてしまい、気がついたら時が流れてしまっている。何故なのか。朝いちばんが1日の中で1番脳が働く、効率的になれる、などなど謳われている筈なのに、だ。 対して夜は、もう塗りつぶされた紙しかない。 もう上書きする余裕もない筈なのに、私は何故か安心する。

      • シンクに流したミルクの量だけ強くなった

        自閉症の子の特徴として真っ先に挙げられるのは「こだわりの強さ」だろう。 あらゆるこだわりの中で私が最も手を焼いているのが「偏食」である。自閉症の子で偏食じゃない子の方がおそらく少ない。ただその中でも度合いがある。肉は食べられる、とか野菜は一切食べない、ポテトしか食べない、等。 もし偏食レベルを5段階に分けて5が1番ヤバいのであれば、うちの子は多分4.5くらいだと思う。しかも年々そのレベルが上がってきている。 遡ればもう遥か昔のような、4年前。 私は深いため息と共にシンクにミ

        • 椎名林檎「幸福論」と自閉症児育児

          突然だが私には自閉症スペクトラムと知的障害を持った娘がいる。今年の4月で4歳になった。 育児とはそもそも困難の連続である。特に第一子は「人間を育てる」という経験のない分野を特にこれといった指標もないまま手探りでやっていかねばならんので誰もが壁にぶつかってズタボロになりながらやっているのではないか。無論私もそうだった。 でも「みんなやってるし」「こんなもんだよなぁ」と自分に言い聞かせて誤魔化しつつ何とかやるしかないのだ。みんなきっと同じようなことで困ってる。子供なんてそんなも

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