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「プログラミング」 2018 1/16

技術の向上の為のバイト

大学も後数日で終わる補講期間を過ぎれば、本格的に春休みに入る。多摩美の春休みは3ヶ月弱ほどもある。いろんな大学をみてもここまで長いのはそうそうない。夏休みが28日ほどしかないことを考えれば妥当かもしれないが。

4月から入学して1月までの(夏休みを差し引いて)8ヶ月間のデザインとの戦いが終わり、長い休養期間に入る。この期間にたっぷり休む、バイトをする、コンペに応募する、自分の技術力を高める、何をしてもよし、課題に縛られない自由時間なんて久しぶりすぎて何をしたらいいのかわかんない人もいるかもしれない。

僕はこの休み期間、バイトとコンペと自分の技術力の向上に努めようと思う。コンペはサイトを探せばたくさん出て来るので良いとして、バイトを技術力や能力の向上につなげたい為、デザイン会社や事務所で働こうと思う。そこで、いろいろ探してみて、最終的に友達に教えられたチームラボでのバイトをしようと思う。

デザイン事務所やデザイン会社でのバイトを探しても、あんまり出てこず、困窮していたので選択肢があまりなかったのもあるかもしれないが、あのチームラボで学生の時から働ける機会があるなんて、ちょっと夢のようだ。教えてくれた友達には感謝感謝である。ありがとうヤマカズ。


プログラミングと言う名の巨大な壁

チームラボが募集しているバイトはいろんな種類があって、主にテクノロジー系(webエンジニア、スマホアプリエンジニア)、クリエイティブ系(ビジュアルデザイン、UI/UXデザイン)、カタリスト(Webプロモーション、展示計画、カタリストとは簡単に言うと「促進する働きをする人」)の3つに別れている。

僕は、もっぱらクリエイティブ系を志願しており、第一志望はビジュアルデザインで、第二候補はUI/UXデザイナーだ。しかし、僕の今の関心はグラフィックなどのビジュアルデザインよりもUI/UXの方が高い。もしできるならば、チームラボでUI/UXデザイナーのアルバイトをしたい。しかしなぜ第二志望なのかと言うと、そこには、おそらく誰にも現れる、プログラミングと言う名の巨大な壁が立ちはだかるからだ。


言葉の難しさ

プログラミングを難しいと感じる要因は人によって様々かもしれない。その中で僕が最大の障壁だと思うのが、言葉の難しさだ。

HyperText Markup Language通称htmlはweb上で文字や画像を表示させる為の言語である(多分)。まずこの時点で難しい。ハイパーテキストとは、マークアップとは、逐一この言葉の意味を調べ、さらに調べて出てきたわからない言葉を調べていく。タグ、メタタグ、文字コード、属性、SEO、インデント・・・訳の解らない言葉の羅列で頭が混乱して来る。

htmlのワードだけでなく、webサイトやホームページなどの言葉も僕は実は理解してなかった。いままで何とな〜く推察してやり過ごしてきたが、いざ直面するとどういうものだか全然わからない。htmlの言葉だけでなく、インターネット用語そのものが難しくて理解できない、というケースも多い。

HyperText Markup Languageという名前の通り、htmlは一種の言語である。日本語や英語、フランス語と同じ言語の一種である。外国語を勉強したことあるならわかるかもしれないが、一つでも使い方のわからない言葉や文法があると、そのわからない言葉や言語は使うことができないしっかりインプットされてないモノを応用して自分の表現したい方法でアウトプットできるわけがない。これが私が逐一が言葉を調べる理由である。要領の良い人だったらもっと簡単に手早くhtmlを初~中級者レベルまで習得できるのかもしれない。しかし、わからないモノを飛ばしたり、わからないままにしておくと、いずれ限界が来る。それはきっとプログラミングのプロフェッショナルとは言えないだろう。

僕がhtmlに興味を持ったのはだいたい1ヶ月前ぐらいである。1ヶ月そこらで、課題と並走しながら、ちょっと勉強した程度で新しい言語が習得できるわけがない。チームラボのUI/UXデザインのバイトができるレベルには到底ない。応募するに値しないだろう。幸い、8ヶ月の間、adobe illustratorを頻繁に使ったり、photoshopをたまに使っていた為、チームラボのビジュアルデザイナーとしての最低レベルはあるかもしれない。先ほど、UI/UXの方が興味あると述べたが、決してビジュアルデザインに興味がないわけではなく、むしろ、数あるデザインの中でもトップレベルに興味がある分野の一つだ。いま現在、ちょっとだけUI/UXデザインの方が上なだけである。


デザインの将来とプログラミング

現代のデザイナーには中村勇吾さんや、佐藤天彦さん、深津貴之さん、チームラボやライゾマティックなどの、高いデザイン力と高い技術力を持ち合わせているデザイナーが多岐に渡って様々な実績を残している。

「デザインがわかるプログラマー。プログラミングがわかるデザイナー。が、この業界に不足していると感じています。これからはデザイナーもプログラマーも覚えなければならないことが日に日に増していきそうです。」UI/UXデザイナー深津貴之さんは、日本デザインセンターのインタビューでこう答えている。私が大学を卒業する2021年以降も、技術とデザイン力の両方を必要とする仕事は増え続けるだろう。きたるべき未来の為にも、自分には最大限の投資をしていきたい。あとプログラミングできたら楽しそう。

チームラボでのUI/UXデザインのバイトを半ば諦めているとしても、依然としてプログラミングへの興味はある。これからも勉強を続けていくだろう。まずはhtml、次にprocessingかなあ。何にせよ、僕は4年間のデザイン修行の25%を終えた。これからの75%、本気で、誠実にプログラミングに向かい合っていくしかない。


バイト受かるかなぁ

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