早起きはメジロの徳

早起きをして公園に行った時のこと。普段は起きない7時頃だ。

前日は雨が降っていた。濡れたサザンカが綺麗で思わず目を奪われた。

濡れた花、濡れた葉、光が当たる場所。これらに惹かれる。あとは動物。

カメラを本格的に初めて1年。漫然と興味の赴くまま撮ってきて、浮かび上がってきた僕の好きな物たち。

濡れたサザンカに緑の影が見えた。

メジロ。春のイメージだったけど、こんな寒い時期にもいるんだ。

めいっぱいズームしてもなかなか寄れない。改めて野鳥撮影の難しさを思い知る。

比較的うまいこと撮れていたのはこれかな…。蜜を吸いながら後方を確認してる。

鳥って魅力的だ。翼があってかっこいいのにどこか愛くるしい。よく水を弾く翼は機能美を感じる。

餌付けは野鳥撮影の御法度らしいけど、そんなことしたいと思わない。烏滸がましいのだ。僕は鳥の私生活をほんの少し覗き見させてもらって、1部を切り取らせてもらってる。干渉したいわけじゃない。

でも鳥たちは僕ら人間をとても警戒する。当たり前のことだけど。それが少し寂しい。僕は君たちに危害を加えたいわけじゃないのに。

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早起きがもたらしたメジロ写真。やっぱり早朝は鳥の時間なのかな…と思うけど、僕には早起きは厳しい。

もっと色んな鳥を撮りたい。