間宮 瀧

気づいたら人事コンサル、HRBP、人事マネージャー…と人事のキャリアを歩んでいました。…

間宮 瀧

気づいたら人事コンサル、HRBP、人事マネージャー…と人事のキャリアを歩んでいました。趣味はお笑い。

最近の記事

採用ファネルに抜けているもの

世に出ている"採用ファネル"を調べると、出てくるのは大抵以下です。   『認知>興味>応募>選考>内定』 しかし、より細分化した下記で考えると、採用で実施すべき施策が変わってくるかもしれません。   『潜在顧客>認知>興味>理解促進>比較検討>応募>選考>内定』 恐らく、通常の"採用ファネル"が作られたときは、現在ほど人材難ではなかったので、あの少ないステップの図式で足りたのかと思います。 しかし、売り手市場の現在は、より細かく分解しないと、本当の自社の課題が見つけづらい

    • 地道な活動の爆発的威力

      福沢諭吉は、「商人に告るの文」で、 商業の秘訣は正直・熟練・客のニーズに応えること・安価で提供することはもちろんだが、それを世間に知らせなければ繁盛とは程遠い といったことを述べています。 例えば、正直・熟練・ニーズに応える・安価の程度は同じなのに、売上が全く違うことがあります。 この違いは、腕が勝っているか否かではなく、ひとえに認知の差であると(一方は老舗で広く認知されており利用者が多く、もう一方は新店舗で利用者が少ない、とか)。 採用に置き換えて考えてみると、どんなに

      • 採用スカウト文のパーソナライズ化は本当に意味があるのか

        採用で求職者をダイレクトスカウトする際によく言われるアドバイスに、 『スカウトメールを見てもらうために、文面をパーソナライズするべし』 というのがあります。 できる限りやるようにはしてましたが、重要性を理解しておらずちゃんと実行できてなかったな…と反省したのでメモ。 採用スカウトは”数”勝負?お世話になっている求人媒体の担当さんに、 「100通打って、1・2人から返信が来れば上出来ですよ。結果分析できるようにまずは数を打ってくださいね!」 と言われました。 100通なん

      採用ファネルに抜けているもの